占いコラム

子育て

2020.01.08

キレる子供

「この先生達は、偉そうなことばかり並べて、現場に行っていないんだな」と思いました。 現場はこうなのです。 理想ではないのです。 それがわかっていないから、こういう馬鹿な発言をするのです。 子育ては、学芸会ではなく真剣勝負なのです。

子供に物事を教えるときには「話して教える」ということは理想なのですが、子供の脳は不完全なために理解できていなくて、親のご機嫌とりをやっているだけなのです。
「こうすると親の機嫌が良くなって、立場がよくなる」ということを覚えているわけです。
泣くことは仕方ない。
でも、泣き方は注意しないといけない。
そうしないと、将来、その子は家庭内暴力や虐待をするようになるのです。

「そんな。。」と思われるかもしれませんが、以前NHKで「キレる子供」という特集があったときに、番組冒頭では、皆さんがよくご存知の先生方が「子供の気持ちを理解してやらないといけない」とか、「もっと子供と話さないといけない」と言っておりましたが、私は「叱れないだけだろう」と思って見ていました。

案の定、いざビデオが流れると、子供の暴れっぷりがすごくて、先生方は喋れなくなったり、自分を取り繕うような苦しい言い訳を始めました。
5歳の子供が、その辺のものを放り投げて、家中をメチャクチャにしてしまうのですが、それに対して親は叱ることなく、「○○くん、やめて。お母さんは悲しい」と言っているだけなのですよ。

それに対して先生方は、「もっと子供の話を聞いてやらないと」と、まだ言っているわけですから、話は全く進展しないわけです。
そんな子が、大人しく話を聞くと思いますか?
親が体罰だろうが何だろうが、子供が言うことを訊く姿勢を作らないと、話もできないのですよ。

「この先生達は、偉そうなことばかり並べて、現場に行っていないんだな」と思いました。

現場はこうなのです。
理想ではないのです。
それがわかっていないから、こういう馬鹿な発言をするのです。
子育ては、学芸会ではなく真剣勝負なのです。

青山学院陸上部の原監督は、そういうことがわかっている方なので、子供を立て直すために、素晴らしい発言をされています。
体育会系の監督なので、親切丁寧な説明はしてくれませんから、慣れないと苦労しますが、原監督の発想は素晴らしいと思います。
「いいことではないけれど、子供を変えるためには、罰を与えればすぐに変わる」と言われておりました。
弱小青学陸上部を、日本一に変えた監督の言葉です。

話が少し横道に外れましたが、泣き方を指導していないと、その子は必ず家庭内暴力や、親への虐待をするようになります。
私の師匠のご近所の主婦が、同じようなことをされていたので、師匠は「この子は将来…」とお伝えしたら、「一生懸命育てているので、そんなことはない!」と仰ったそうですが、10年経ったら家庭崩壊していたそうです。

続きは次回。

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