占いコラム

子育て

2020.01.09

反抗期

問題は、皆さんが「思春期=第2次成長期=反抗期」という、扱いにくいときになって子育てに悩むことなので、3歳から5歳の時に「友達のような親子になろう」なんていう迷いさえ起こさず、きちんと親子の立場を理解し合える躾さえしていれば、悩むことなんてないわけです。

子供は、やがて反抗期を迎えるわけですが、ここが問題で、ここでつまづく家庭が当然多くなるわけです。
しかしその元は、前回までにお話してきた3〜5歳くらいにあるわけで、ここで躾の基礎をきちんとやって、思春期の子供に変に遠慮しなければ、子育てで悩むことなんて、ほとんどないわけです。

問題は、皆さんが「思春期=第2次成長期=反抗期」という、扱いにくいときになって子育てに悩むことなので、3歳から5歳の時に「友達のような親子になろう」なんていう迷いさえ起こさず、きちんと親子の立場を理解し合える躾さえしていれば、悩むことなんてないわけです。

反抗期になると身体も大きくなってきて、親を乗り越えようとするのは当たり前です。
何人かの母親の「身長が私を越えた時から、子供の目つきが変わった」というような証言が多くあります。
そして、役にも立たないし、将来に活かせる道もないのに、語学研修になんて行かせると、子供がたいして偉くもない(喋れないわけですから)のに、「親よりも自分の方が偉い」なんて勘違いをして、親を馬鹿にするなんていうこともあります。

反抗期に反抗することは、ある程度は仕方なくて、全く反抗しない子は、それはそれで考えものなのですが、要はその中身なのです。
親を乗り越えようとか、意見の違いでぶつかることはいいのですが、親を馬鹿にしたり、虐待してはいけないわけです。

そうはいっても困ったことに、相手は口もたつし、学歴はあるし、身体も大きいわけです。
そんなときに立ち向かってこられたら、勝ち目はないわけです。

サーカスのゾウを見ていたらわかるのですが、ゾウは簡単に引っこ抜けそうな杭に繋がれています。今では簡単に抜けるのですが、子供の頃はビクともしなかったのです。それを覚えているから、大人になっても抜こうとしないのです。

こういうことを言うと、また「ゾウと子供は違います〜」と勝ち誇ったように言う親がいるのですが、教育というのは必ず「教える」と「教えられる」の立場があるし、現代のような口ごたえばかりの子に認識させるのは、言葉だけでは難しいのです。

言葉で理解するのは、反抗期を過ぎた頃ですし、その頃には知恵もついているので、実際には親の言うことなんて聞かないのです。
あなたがもし、親として子供の教育に責任を持つなら、夢みたいなことは言っていないで、結果を求める方が早いと思います。

子供の頃に叩いていない子は、親は話して教えたいのに、話してもわからない子になります。
そうしたら親もやがてキレて、どこかの事件のようになります。

ところが、子供のときに叩いて育てた子は、反抗期に多少の反抗はしても、「話せばわかる子」になります。
聞く姿勢が染みついているからです。
これが現実なのです。

では、子供の頃に叩いていない子はどうするか?
それは次回に。

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