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時事

2021.07.08

やはり熱海も

天中殺で起きることは、天変地異のような災害と、以前から片付けておかなければいけなかった問題を放置したために起きる災害です。

ここ数日のニュースで取り上げられておりますが、先日の熱海の土石流災害は盛り土が原因で、以前から心配されていた土地であったことがわかってきました。

この土地を買った業者は知らなかったようですが(ホントかどうかはわかりません)、以前の持ち主が盛り土をし、そのことは関係者が心配はしていたようです。産業廃棄物だらけだったという情報もありますね。

 

地形を映像で見ていたら、5年前の広島の土砂災害の地形に、よく似ていました。

あそこも、もともと危険視されていたところに盛り土をした土地なのですが、地名まで変えて(元の名前は八木蛇落地悪谷)売りに出したようです。

 

どちらも造成されてから年数は経っておりますが、危険視されていた土地であることには間違いなく、年数とともに地盤が緩んで、昨今の集中的な豪雨で持ち堪えられなくなったようです。

広島の時も人災と言われましたが、今回も同じことになるでしょう。

 

天中殺で起きることは、天変地異のような災害と、以前から片付けておかなければいけなかった問題を放置したために起きる災害で、広島も熱海もそれに該当します。

しかし、このようなところは全国に多数あるのでしょうから、これを機会に自分の住んでいるところを、疑ってみることも必要でしょう。

 

日本の気候は、明らかに変わっています。

50年前に初めて「豪雨」という言葉が生まれ、30年前には「ゲリラ豪雨」、そして最近は「線状降水帯」です。

「50年に1度の雨」とか「かつて経験したことのない雨」という表現は、毎年使われております。

 

これは日本だけではなく、世界的な傾向です。

今まで大丈夫だったところも、大丈夫ではなくなっております。

平地でも、都市計画で、古い下水道を整理しあっているために、ちょっと雨が降れば雨が浸かるというところは、いくらでもあります。

 

そういうところを、チェックしなくてはならない時代になったということでしょう。

そういうことの予知ができるのも方位なのです。

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