占いコラム

運気

2020.08.02

木・火・土・金・水の「水」①

五行はすべて環境をあらわし、人間は環境の動者なので、五行を知る事により、さまざまな現象が説明できる事になります。

いよいよ最後の「水性」ですが、水は人間の構成要素で最大です。

よく人体の70%は水と言われますが、あれは骨など、一見個体に見えるものを除外しただけで、骨も長い年月で水に戻ります。

 

最近は、骨壺に遺骨を入れる(これは最近のことで、昔からそうだったわけではありません)家が多いようですが、骨も50年もすれば、溶けて無色透明な水に戻ります。

臓器などはもともと水分が多量にあるのはわかると思いますので、人間の身体は70%どころか、ほとんどが水なわけです。

 

ですから、いい水を飲めば健康になり、悪い水を飲めば病気に近くわけです。

人間の身体は「アルカリ性なら健康」と言われますが、酸性の水を飲んでいて、アルカリ性にはなりません。

これは「水がきれい」とは別次元の話です。

 

「水がきれい」というのは、透明度の問題ですから、どんな川も上流に行けば透明度は高くなり、下流に行けば透明度は落ちてきて「汚れた水」となります。

しかし「安全な水」といったら疑問符がつきます。

 

日本は西から東へ向かった雨雲が流れます。

これは気流の影響ですから、必ずそうなるのです。

北風とか南風というのは、地表の風です。

 

日本の雲は、100%ヒマラヤ産ですから、偏西風に乗って日本に来るのですが、中国を経由してきます。

その時に、中国の煤煙とかPM2.5を含んだ空気に汚染されて、日本にきて雨を降らせます。

汚染物質の成分は一酸化化合物で、人間が作り出したものなので、自然の中にはそれに対する浄化システムがありませんから、日本の雨、川、地下水はすべて酸性雨ということになります。

実際に「名水」の産地で井戸水にリトマス試験紙をつけたら、酸性を示してビックリしたことがあります。

 

酸性水を飲んで、アルカリ性の身体にはなりません。

どんなにいいものを食べても、身体の中に運ぶのも水、分解して細胞に運ぶのも血液という水ですから、身体は酸性になってしまいます。

そして急激に酸化した細胞のことを、ガン細胞というわけですから、ガンが増えるのは当然になります。

私どものところには、ガンのご相談に来る人もいらっしゃいますが、その時に「水道水を飲んでいますね?」と訊くと、当たり前のように「はい」と答えられます。

 

水の話をすると、「水までは」と言われますが、「水から」変えないと健康にはなれません。

現代の若者はミネラルウォーターを飲んでいる人が多いようですが、あれもメカニズムは日本の雨と同じですから、酸性雨が降っている可能性があります。

事実、すべての水を調べたわけではありませんが、私どもが調べた某有名な水は酸性でした。

つづく

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