占いコラム

運気

2020.04.26

運についての勘違い

そういうのを「神頼み」というのですが、それは他力本願なのです。 神様って他力本願は嫌いなのですよ。

多くの人がわかっているようで、わかっていない話をしようと思います。
耳の痛い人もいるかもしれませんが、これがわかっていないと大間違いをします。

それは、運というのは自分が作るもので、他人がくれるものでもないし、まして天から降ってくるものではないという事です。

「じゃあ、『金運』や『結婚運』という言葉は嘘か?」という話になりますが、そういう話ではないのです。
運というのは、それを望んで一生懸命行動している時に、風のように吹いてくるものなのです。

 

「神社巡り」とか「パワースポット巡り」をしている人がいますが、ほとんど何も起きないと思います。
そういうところに行っては、「お願い!」と拝んでいるだけだからです。
神社やパワースポットで「お願いします」とだけしか言っていないのではないですか?

そういうのを「神頼み」というのですが、それは他力本願なのです。
神様って他力本願は嫌いなのですよ。

正しくは「よろしくお導きください」です。
「努力は自分でしますから、往くべき道から外れそうな時は正してください」という意味です。
これは自力本願になります。
神様が好きなタイプです。

大事なことは、ゆっくりとお腹に力を入れて、大きな声でなくてもいいから、言葉にして言うことです。
これで自分の声を、自分の脳が聴くのです。

人間の耳が前を向いてついているのは、自分の声を聴くためなのです。
こうすると言葉が潜在意識に入ってきて、いい意味で自己暗示にかかるのです。

すると、特別に意識していなくても自力本願が身についてきます。
そして、ひたむきに努力しているときに、「運」という風が吹くのです。

 

占いの世界では「運は動きの中にあり」と言います。
動くと風が吹きますから、動きのない、じっとしている人は「運が動かない」という意味です。

「神様、お願い!」と言ったのならば、礼儀として動いてみましょうよ。
だって聖書にも書いてあるではないですか。

「天は、自ら助くるものを助く」と。

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