占いコラム

運気

2020.03.26

運の捉え方

努力もなく入ったお金は大切にしません。 「お金を大切に」というのは、貯金通帳の残高を増やすことではなく、「お金を活かす」ことなのです。

皆さんは、「運」というものをどのようにお考えでしょうか?
何か空から降ってくるもののようにお考えでしょうか?
「棚からぼた餅」という言葉がありますが、この「ぼた餅」のように考えている方が多いのではないでしょうか。

ですから、例えば金運というのは、空から降ってくるお金のように考えている人が多いと思います。
それによって、つい宝くじを買ってしまうのでしょうね。

私どもは、師匠から宝くじは禁止されています。
算命学の教えに「額に汗していないお金は得るべきではない」というものがあるからです。
ここは勉強会ではないので、詳しい説明はできませんが、人間のエネルギーは毎年変化していて、いろいろなことで努力を続けていると、人間の器も大きくなっていくのですが、不意に予定もしないお金が入って枠を越えようとしてくると、枠が壊されないようにしようとする力が働きます。
その溢れた分だけ、健康運とか名誉運が削ることで枠を維持することになるのです。

お金が入って、人格が変わって、仲の良かった家族がバラバラになったり、自殺をしたりというのは、運にそういう側面があるからです。

 

お金は必ず無くなります。
だから稼げば良いのです。
無くなったら稼ぐ、また無くなったら稼ぐということの繰り返しですから、お金のことを「回転財」と言います。

 

例えば、宝くじで10億円が入っても、稼げる手段を持っていなければ、無くなるのが怖くて使えません。
使わないと、貯金があるだけで利子収入しかなくなりますので、10億円で年100万円なので、月8万円ちょっとですから、1ヶ月も暮らせません。
お金というのは交換手段ですから、使わないと何にもなりません。
使えば必ず減りますから、次に稼ぐ手段を持っていないと、お金は回転財としての役割を失います。
宝くじで当たっただけでは、ただのケチを作るだけですね。

 

ですから、皆さんは10億円当たることが金運だと思われているようですが、私は10億円稼げるような手段や仕事をもたらしてくれる仲間を得ることが金運だと思うのです。
そうなると、使っても大丈夫な10億円になるからです。

 

努力もなく入ったお金は大切にしません。
「お金を大切に」というのは、貯金通帳の残高を増やすことではなく、「お金を活かす」ことなのです。

「運」というのは「軍(いくさ)」と「しんにょう」です。
「しんにょう」は「運ぶ」ということですから、「いくさを運ぶ」とは、「行動する」ということです。

 

人生は、すべて行動です。
じっとしている人生なんてないのです。
ですから、行動のない「運」などあり得ないことになります。

 

行動のある人にこそ「運」は活かされるのです。

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