占いコラム

風水

2020.05.09

風水のあまり聞けない話【12】

病院の方位を観て指示を出しましたら、半年で治ったので、「いただいた命なので、今度はお墓まいりに行きなさいよ」と言ったのですが、また半年後の天中殺月に「再発しました」と言ってこられました。 師匠は「また行かなかったね」と言いましたら、「また、お父さんが反対して」ということでした。 師匠は「これは厳しいかな」と思いながら指示をされたのですが、今度はどんな治療も効かず、この女性は亡くなられました。

お墓は、その土地の風習と宗派に基づいた普通サイズ(7寸か8寸墓が普通です)で建ててください。
間違っても、音符を刻んであったり、愛なんて刻んであるようなお墓など建ててはいけません。

 

「宗教」という字の「うかんむり」は「家」という意味です。
「家の示しの教え」が宗教なのです。

ですから、あなたがいいと思って、他の宗教をやるのは勝手ですが、家の祀りに他の宗教やお墓を持ち込んではいけません。
それは先祖が認めないのです。
それなりに覚悟があるのならやってください。

 

「祟り」という字は「『出る』の示し(=教え)」です。
「家以外の教えを持ち込んだら、祟りが起きる」という意味です。

否定するのは簡単ですが、私どもはその因果関係を知っているので、現象を観ただけで「お宅は宗派を変えていますね」とか、「誰か新興宗教をやっていますね」ということがわかって、「その通りですけど、なぜわかるんですか?」という話になって、これを外したことはありません。

 

お墓は、広い区画がある場合は、向かって右から古い順に建て、先祖より大きな墓を建ててはいけません。
いくら「先祖には会ったことがないし知らないけど、お父さんには世話になったので、お父さんのお墓は大きくしよう」という理屈は通用しないということです。

 

先祖より大きな墓を建てると、先祖を否定したことになりますので、子孫が否定されます。
男の子が生まれないとか、いても長男の役割を果たさないというのは、そういうお墓を見ればわかります。

土地が広く取れない場合は1本でも構いませんが、文字の刻みかたに注意する必要があります。

 

お墓は死んだ人の土地ですから、いくら「大事にしなさい」と言っても、頻繁に行くものではありません。
月に1度行けば十分だと思います。
行く時は、陽の時間(午後3時まで)にしてください。

 

注意していただきたいのは、いくら立派なお墓を建てても、行かない墓は無いのと同じだということです。

これは私の師匠のお話ですが、ある人がひどいアレルギーだけではなくて、顔の形まで変わっていたので、「これはただ事ではない」と思い、先祖供養を含め、あらゆることをやって元に戻ったのですが、全て終わった時に「これで終わりではありませんよ。お墓まいりに行きなさい。お墓が遠方なのがネックになるのなら、お墓を移せば良いのですから」と言っておきました。

この女性は一人っ子で、お父さんがかなり遠方から出てきて、お墓の面倒は90歳近いおばあちゃんに任せっきりだったのです。
しかし、そんなおばあちゃんが、家から離れたところにあるお墓に行けるはずなどなく、放りっぱなしだったわけです。

別れてから2年経った天中殺月に、その女性が「ガンになりました」と言ってこられました。
師匠は直感的に「お墓に行っていないの?」と訊いたら、「お父さんに行こうと言ったら怒鳴られたので」と言っていました。

「もともとお父さんは、意味がわからないので放りっぱなしにしているわけで、あなたは意味がわかっているのに、反対するだろうと思っていたお父さんが反対したくらいで、子供じゃあるまいし『お墓に行けない』と言っているあなたの方が、先祖からみれば責任が重い」と伝えました。

お墓というのは、祀りを欲しがるところがあるので、誰かをお墓に引っ張ってでも、お墓にこさせようとすることがあるのです。

師匠は、病院の方位を観て指示を出しましたら、半年で治ったので、「いただいた命なので、今度はお墓まいりに行きなさいよ」と言ったのですが、また半年後の天中殺月に「再発しました」と言ってこられました。

師匠は「また行かなかったね」と言いましたら、「また、お父さんが反対して」ということでした。

師匠は「これは厳しいかな」と思いながら指示をされたのですが、今度はどんな治療も効かず、この女性は亡くなられました。

 

あなたが信じようと信じまいと、これは予測通りになった事実なのです。

お墓は病気だけに現れるわけではないのですが、社会的な生命(仕事)に出ることもあります。
その周期は、これまでの積み重ねなので様々です。

どうか、お墓は大事になさってください。

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