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2019.12.17

結婚に矛盾があると

矛盾のある結婚は矛盾のある家庭につながり、それは矛盾のある子育てにもつながっていると言えます。 わかりやすく言うと、結婚に問題があれば、子育てに問題が出て当然ということです。

家庭の元というのは夫婦なわけでして、夫婦の結婚は、後の子供に大きく影響します。
様々なケースがありますので、全てを一気にお伝えするわけにはいきませんが、簡単にいえば、出会うべき人と、出会うべき時期に出会った結婚というのは、矛盾がないので相性もよくなりますから、間違いはないということになります。

これは、占いを知らなくても、常識的な生き方をしていれば、普通にその型にはまっていたものなのです。事実、昔の結婚は、仲人さんもそういうことは知らないはずなのに、後継ぎ、つまり男の子ができる組み合わせになっていることが多かったようです。

女の子が悪いわけではないのですが、どこかで男の子が誕生しないと、その家系は存続出来なくなります。
つまり、子供が生まれなかったり、女の子だけの家庭が増えるわけで、そのことは出生率の低下と大きく関係するだけではなく、様々な問題が起きてきます。

いくら「女の子が可愛いから、女の子だけでいい」と望んでも、こればかりは人間の手でどうすることもできませんが、どういう子が生まれるか、占い的に観ると、ある程度は予想できます。
実際に生まれてみないと生年月日が確定しないので、性格などはわかりませんが、家系的にどういう意味を持った子であるかは、ある程度予測はできるということです。

私の師匠や私の経験から申し上げますと、矛盾のある結婚は矛盾のある家庭につながり、それは矛盾のある子育てにもつながっていると言えます。
わかりやすく言うと、結婚に問題があれば、子育てに問題が出て当然ということです。

どれくらい結婚に問題があるかと言いますと、現在離婚率は3人に1人ですが、そういう人が相談に来られると、90%以上が天中殺での出会いか結婚です。離婚に踏み切れない人も考えると、半数以上が天中殺の出会いか結婚をしています。

こういう方は、やはり子育てに問題を抱えていて、話してみると考えられないような問題が出来てきます。
当然、子供の学力もどんどん落ちていて、「現在は受験で大変だ」というのは受験産業の大ウソで、大学は昔より増えていますし、日本の子供の学力は現在は世界30位以下ではないかと思います。

問題のある結婚とは、いわゆる「現代的」で、出会ったその日か、ごくわずかな期間のうちに付き合うことを決めたという、相手をきちんと観察しないで「いい人そうだから」という印象だけで付き合い始め、ついでに肉体関係も持ってしまった、というパターンです。
そうしますと、母でも父でもない状態で子供ができるわけで、その子は母でもない父でもない人から作られたということが、深層心理(潜在意識)に入ってしまいます。
また、その時は妊娠していなくても、肉体関係を結ぶと女性固有の「情(私がいないと、この人はダメになる、というような感情)」が働いてしまって、様々な問題が起きてきて、「どうして、こんなだらしのない男と別れないの?」と言われても、「好きになったから」という理由で、そのまま結婚し親になってしまうということです。

つまり、親になる準備も、人間形成も出来ていない人が親になったということですね。
皆さん、恥ずかしくない親になることを決めてから、子供をつくりましょうね。

次回は、問題のある結婚と離婚と子育てについて、関連付けてお話したいと思います。

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