占いコラム
子育て
2021.05.01
久々に不登校のご相談
私どもも占い師として、いろいろなご相談を解決するという仕事をしていますから、こういう問題を回避する方法は知っているのですが、今回のこの親には無理です。 だって、子供を叱って(怒るとは違います)育てたことがないのですから。 聞いてみたら「なぜ、わかるんだ」と言われたそうです。
昨年は、新型コロナウイルスによる休校が多かったので、子供の学校に関するご相談は鳴りを潜めておりましたが、今年は学校もあるせいか、それに関するご相談がちょこちょこ来ております。
先日も、不登校の高校生のご相談がありました。
これは、良い事例になると思いましたので、ご紹介させていただきます。
ご相談者は学校の先生で、自分のクラスの生徒の兄が高校生で不登校を続け、昨年2年生で留年したので、この先どうすればいいか。息子に気をつけることは何か、というご相談でした。
まず命式を観たのですが、別段、不登校をしてしまうようなデータは読み取れませんでした。
家相には、無理矢理こじつければ、不登校の原因がないわけではないのですが、それには無理がありました。
それで「病院にはいきましたか?」と伺ったところ、「様子をみましょう」と言われたそうです。
つまり、病名はつかなかったということです。
実は、不登校の90%は、このパターンが多いのです。
占術的な理由もない。
病気でもない。
要するに「行きたくないから行っていない」というだけなのです。
ところが、親はそれでは困るわけです。
このままでは親の責任になってきますから、子供が病気でいてくれた方が、親の責任は問われませんし、自分たちがなんの努力をしなくてもいいので、信じられないと思いますが、実際はそういう親が大半なのです。
「これは私どもの仕事ではありませんね」とお伝えしました。
「占術的な原因も、医学的な原因もないので、親の育て方の問題ですよ」とお伝えしましたら、かなりご立腹されて、「その占い師は大丈夫なのか?」と言われ、さすがにこちらもカチンときましたので、「では聞きますが、この両親は天中殺の結婚で、『できちゃった婚』ですよね?おまけに年忌供養はしていませんね」と言いましたら、すべて当たっておりました。
このパターンの子供の問題というのは、実に多いのです。
年忌供養というのは、今からでもリカバリできますが、「できちゃった婚」と天中殺の結婚は、もう済んでしまったことなので、どうしようもないのです。
よく覚えておいてください。
天中殺の結婚というのは、正常な結婚にはならないということですから、子供に問題が出ることもありますし、「できちゃった婚」の子供は、成人するまでに、親を泣かせるような行動をとることは当たり前で、避けることはできないのです。
こういうことがあるから、天中殺の結婚や「できちゃった婚」を忠告するわけです。
言葉を変えて言えば、天中殺の結婚や「できちゃった婚」をする人は、こういう問題が起きても仕方がないという覚悟が必要なのです。
私どもも占い師として、いろいろなご相談を解決するという仕事をしていますから、こういう問題を回避する方法は知っているのですが、今回のこの親には無理です。
だって、子供を叱って(怒るとは違います)育てたことがないのですから。
聞いてみたら「なぜ、わかるんだ」と言われたそうです。
ついでに、「今年解決できなかったら、この子は間違いなく将来を失うので、それが解決できる占い師を見つけた方がいいですよ」とだけは伝えてあげました。
ちなみに、どちらか一方だけではなく、結婚することを言葉で確認しあった二人が結婚した場合は、「できちゃった婚」であっても、影響は出ません。
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