占いコラム
子育て
2020.12.14
子育ての失敗④
USJやディズニーランドもいいのですが、節分の豆まきやお花見というのはもっと大事で、こういう自然を仲立ちにした行事をやっていないと、親の心を離れやすい子になります。
【3歳〜6歳】
幼児成育成長の最重要期にあたり、この間の成育成長の過程が、成人後に大きな影響を与えることになり、摂食障害(過食症・拒食症)・登校拒否・会社出社拒否・宗教への傾斜等の片寄りが生じる時期であり、幼児期の「しつけ」にとっても重要な時期です。
「躾(しつけ)」という字は「身(からだ)が美しい」と書きます。
つまり、行動が美しいことであり、きびきび動くということを教えることです。
「教えてもやってくれない」なんていうのは、親子の立場をきちんと教えていないからです。
時々、教育者であっても「子供と友達になりたい」なんて言う人がいてビックリするのですが、それは成人後に考えることで、この時期にそれをやると、必ず思春期が後悔の反抗期になります。
この時期の子供に話してきかせようとする親を、よく見かけますが、あれは、親が望む「わかった!」と言う言葉を言えば、親の機嫌がよくなるということを覚えているだけなので、かえって逆効果です。
この時期の脳は当然、子供の脳なので、親の言葉なんて半分も理解できていません。
こういうときは「叩いて叱った」方が効果的です。
叩くといっても、体罰ではありません。
ペットをしつけるときに軽く叩く感じなのですが、この方が「あっ、こんなことをしてはいけないんだな」ということを直感的に覚えるのです。
そして、親と自分の力関係も覚えます。
怒られる理由は、脳が発達してくるにつれて、自分で理解します。
だいたい6歳にもなれば、事の善悪はわかるはずですから、叱り方には気をつける必要があります。
「こんなことをしてはいけないでしょ?わかった?」→「わかった!」というのは、もうやめなければいけません。
悪いことをしたのは、もうわかっているはずです(わかっていないと大変ですが)から、自分から「ごめんなさい」と言うまで許してはいけません。
そして「ごめんなさい」と言ったら、それ以上叱ってはいけません。
これをやっておくと、反抗期がきても話せばわかる子になりますが、やっておかないと反抗期に叩いてもわからない子になります。
それと、この時期に、季節行事を習慣づけることです。
USJやディズニーランドもいいのですが、節分の豆まきやお花見というのはもっと大事で、こういう自然を仲立ちにした行事をやっていないと、親の心を離れやすい子になります。
登校拒否とか、親への強烈な反抗をしている子は、親子の季節行事をやっていないことが多いので、私どもは、たとえ高校生であっても、そこから始めさせるのですが、流石に馬鹿らしくてやらない家は改善できませんが、それをきちんとやる家は改善できます。
子育て の関連記事
-
問題は正していないと
天中殺の結婚で生まれた子は、反抗期に問題行動を起こすのが普通です
-
叩いて教える
やりたいことを止められて、子供が泣き出すのは当然なのです。 泣くことは仕方ありません。 泣き方の問題なのです。 泣き止まないことが問題なのです。 泣くことで、親を思い通りにしようとしているのです。
-
久々に不登校のご相談
私どもも占い師として、いろいろなご相談を解決するという仕事をしていますから、こういう問題を回避する方法は知っているのですが、今回のこの親には無理です。 だって、子供を叱って(怒るとは違います)育てたことがないのですから。 聞いてみたら「なぜ、わかるんだ」と言われたそうです。
-
子供の自殺者が史上最高
占いでは、自殺の可能性がある子は分かりますので、気づいたときは注意してあげるのですが、信じたくないのか、信じられないのか、過去にそういう話をしても、改善に踏み切る人はいませんでした。