占いコラム
季節の行事
2020.09.09
彼岸②

1回や2回ならまだしも、何年も、あるいは何代も、そういうことを続けていますと、ガンや事故は当然として、もっと思いもよらない(既に現象が起きている方もいらっしゃるので書けません)問題も起きてきます。
彼岸が、なぜ年に2回(春・秋)もあるのかといいますと、人間は仙人のように霞を食べて生きているわけではなく、経済行為という、この世特有(あの世に経済行為はありません)の、仏様の世界から観たら汚れた行為にまみれて生きているので、春・夏の長さが同じになる(あの世とこの世が、最も近くなる)時くらい、先祖に思いをかけて、その時仕事などの現実的なことは忘れませんか、ということなのです。
ここまで知らなくても、私たちは「お盆やお彼岸は、お墓参りに行くもの」という意識はあるので、言い換えれば「お盆やお彼岸は、お墓参りをしてもらえるもの」と思って死んでいることになります。
それを生きている人間の勝手で、墓参りに行かないとなりますと、なかなか面倒な問題が起きてくるわけです。
1回や2回ならまだしも、何年も、あるいは何代も、そういうことを続けていますと、ガンや事故は当然として、もっと思いもよらない(既に現象が起きている方もいらっしゃるので書けません)問題も起きてきます。
私どもが相談を受けた時、「まさか、こんなことがお墓に関係あるなんて」ということであっても、「お墓に行っていませんね」ということが現実に起きています。
「どうして、わかるのですか?」と、よく聞かれますが、因果関係があるからです。
これは「信じている」とか「信じていない」ということは関係ありません。
実際に、新規の方以外で、すでに相談らしい相談を片付けた人が、お盆とかお彼岸の1ヶ月前に連絡をしてきたら、先祖が原因の相談がほとんどです。
あるいは、本人は家相の問題のつもりで連絡してきても、原因が先祖にあることがほとんどです。
こういうことを我々の世界では「お盆やお彼岸は、先祖の波が騒ぐから」という言い方をよくします。
先祖の影響は、お盆やお彼岸は大きくなるという意味です。
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