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政治

2021.10.03

自民党は変わらない

安倍元総理たちが「操りやすい」だけで総理に選んだことは、菅元総理で実証済みですから、前途は間違いなく多難です。

自民党の岸田新総裁が早速、党人事に取り掛かったようですが、「やっぱり」と言いますか、失望させられる内容となっております。

なんと、自分の派閥から党役員を選出せず、すべて安倍元総理、麻生副総理、二階幹事長の息のかかった人ばかりという、仰天人事になっております。

いくら総理にしてもらったとはいえ、「そこまでゴマをするか!?」という感じですよね。

 

党改革を旗印にして、安倍元総理の森友問題や「桜を見る会」の「金の流れを追求する」と言って反感を買った河野太郎氏に対して、「金の流れは、これ以上追求しない」と言って、すり寄った経緯があるとはいえ、「新しい自民党」という名前ばかりの旗を掲げた岸田文雄氏でしたが、世論調査では圧倒的有利だった河野氏が負けてしまうところに、自民党議員の体質があるのでしょう。

結局、自民党は、何も変わらなかったということです。

 

岸田文雄氏は、自分の天中殺日に当選し、おそらく首班指名されて総理になる10月4日は、日本国の天中殺月の天中殺日という、絵に描いたような歯車が何を意味しているのか、興味深いところです。

 

第一次安倍内閣は、安倍元総理の天中殺月で、日本国の天中殺月での就任で、1年もちませんでした。

第二次安倍内閣は、天中殺をはずしたら長期政権になりました。

同じ人間がやって、ここまで違うのが天中殺です。

 

まして、安倍元総理には政治家の星がありましたが、岸田文雄氏には、それがありません。

安倍元総理たちが、「操りやすい」だけで総理に選んだことは、菅元総理で実証済みですから、前途は間違いなく多難です。

この政治の難局に、岸田氏で立ち向かえるのか、様子を見守りたいと思います。

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