占いコラム
政治
2020.09.24
首班指名
しかし、官房長官を続けるのなら、それで人から称賛されるのでしょうけれども、新しいポストがつくわけで、これまでの権力者のサポートする立場から、自分がトップになって決める立場に変わりますので、それは好ましくありません。
9月16日に国会で首班指名が行われ、菅義偉氏が第99代内閣総理大臣に指名されました。
菅義偉 1948年12月6日生まれ
本命星:七赤金星
天中殺:戌亥
生月中殺
今回の総理については、安倍さんが辞意を表明した(まだ候補者が自民党の総裁選に出馬表明していない時点)で「次期総裁は菅さん」と断言しました。
それは情勢ということではなく、第99代総理大臣は「菅さんのような地味な庶民出身の人」がなると、算命学では予言しているのです。
きちんと勉強されずに(オリジナル)占い師を名乗っている方も読んでいて、悪用されるかもしれないので種明かしするわけにはいきませんが、算命学国家論の奥義に代数論というのがありまして、何代目の国家主席はどういう人になるのかを占う方法があるのです。
かつてはアメリカのオバマ大統領がこの順番にあたっていました。
オバマのおじいさんは人種差別でレストランにも入れない人でした。
家庭も決して政治家を輩出しているわけでもなく「庶民」だったわけです。
菅さんも秋田の農家の息子さんだったわけですから、その辺りは似ていますね。
それに加えて(前にも書いたように)菅さんには人の上に立つ星がなかったわけですから、なぜ総理大臣にまでなれたのか、私も不思議に思っておりました。
ただ、菅さんは番頭の星がありますので、当選8回という長老になって誰もが一目置くようになったので(国会議員のハクは、当選回数なのだそうです)安倍さんに官房長官のポストをもらい、安倍さんの腰巾着として7年余り、自分の職責をまっとうしてきました。
そういう意味では、自分の宿命を活かして、No.2のトップを目指した人なので、それはそれで素晴らしいわけです。
そうしましたら、任期を1年残して安倍首相が退陣することになり、菅さんは七赤金星ですから、今年は9年間の結果が出る年なので、官房長官としての苦労が実る年でもあるわけです。
しかし、官房長官を続けるのなら、それで人から称賛されるのでしょうけれども、新しいポストがつくわけで、これまでの権力者のサポートする立場から、自分がトップになって決める立場に変わりますので、それは好ましくありません。
加えて、前出のように、菅さんには政治家の星がないわけですから、これから1年の苦労は多くなるはずです。
菅さんの生きる道はひとつで、決して自分ひとりでは決めないことです。
かつて安倍さんは、自分の決めたことを閣僚に伝える場に閣議を使いましたが、菅さんは閣議を閣僚と議論する場に使うことです。
信頼できるスタッフの助言をもらい、有能な閣僚を選んで、どれだけ自由に仕事をさせるか次第では、「来年9月まで」という大方の予想を裏切ることができるかもしれません。
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たとえ総理の星がなくても、周りから望まれるのであれば、それは関係ないわけですから、タイミングといい、周りの状況といい、天が菅内閣を誕生させたことへの後始末をしたように感じますがいかがでしょうか?