占いコラム
結婚
2020.09.25
結婚の失敗〜相性③
「結婚したら、人が変わった」とかいう表現を、よく聞きますが、結婚したら、人は変わるものなのです。 いや、むしろ変わって当たり前なのです。
さて、いよいよカップルの相性ですが、皆さんは結婚前の相性と、結婚後の相性を同じに捉えている人が多いのではないかと思います。
これは結婚に夢ばかり描いて、現実生活を無視しているカップルに多いような気がします。
この事によって、結婚前の相性はあるのに、結婚したら相性が悪くなるカップルというのが出てきます。
結婚前は喧嘩もしたことがなかったのに、結婚したら喧嘩ばかりということが起きてきます。
「結婚したら、人が変わった」とかいう表現を、よく聞きますが、結婚したら、人は変わるものなのです。
いや、むしろ変わって当たり前なのです。
算命学では、結婚前後の変化を読むことができますが、これが結婚前と全く変わらない人というのは、むしろ離婚の危険性を内在している人なのです。
結婚前は「彼」で、結婚後は「夫」とか「父」になるわけですから、変わって当然です。
でも、この事が「最近は、変わっちゃって」と夫婦の危機になってしまうカップルも結構あるようです。
そういう意味で、結婚生活の相性は観ておくべきでしょう。
女性が男性に不満を持つのと同様に、女性の方が「私を女として見てくれない」と言ってむくれて、甘い言葉をかけてくる男性にコロッとまいって道を誤ることもあるのですが、夫が妻を「女」として見ていたら大変なことなのです。
結婚後は「妻」であり「母親」として認められているから「女」としては観ていないのですが、それは女性を「妻として」とか「母親として」認めているわけですから、それは「愛していない」ということではないのです。
最近は海外ドラマを普通に見れる時代なので、海外ドラマで「愛してる」を連発している夫婦に憧れるようですが、海外では民族が違いますし、特にアメリカなんて多民族国家ですから、コミュニケーションの距離がありますので、言葉によって確認していないと不安なのですが、日本人はそういう感じではないので、そうはならないのです。
それでも夫以外の男性は、たとえ人妻であっても「女」としか見ないので、甘い言葉をかけてくるのを錯覚してはいけません。
ご相談を受けていると、時々、美人の奥さんがいるのに浮気をしたというので、「どんな美人なんだろう?」と思って会ったら、「そうでもなかった」ということは、よくあります。
これは、奥さん以外の女性を「女」として見ているからなのです。
命式を観れば、男女の結婚観がわかります。
結婚を相談されますと、そこまで観るのですが、「好きになってしまってから」とか「肉体関係を持ってから」という変更不可能な状態で相談に来られるので、今さら二人の結婚観なんて話をしたところで、耳を傾ける人なんて、ごくわずかです。
それよりも、結婚観を気にしなければいけないのなら、その前に身体を許してはいけないと思うのですが。。
結婚観があっていれば、たとえ一時の迷いがあっても、反省して、元に戻りますが、あっていないと、ドラマでよくある「行きっぱなし」という事になるわけです。
中には「先天的浮気性」という人もいて、こういう人は、浮気は個性で、なんの罪悪感も持っていないので、チャンスさえあれば浮気に走ってしまいます。
私の知っている人にも先天的浮気性同士の夫婦がいるのですが、他人から観ればアブノーマルでも、本人どうしはノーマルなので、お互いに浮気をしていることは知っていても「許せない」という感情にはならないようです。
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