占いコラム
結婚
2020.10.06
結婚の失敗〜相性⑤
年寄りが「性格が気に入らない」とかいう明確な根拠もなく言ったことなので、気にせいだと思ったらしいのですが、まさに「気のせい」だったわけです。
最後は、あまり本人の責任は問えないケースです。
まず相手に関係なく、結婚すると苦労がつきまとう人があります。
いくつかパターンがあるのですが、最悪は「戦場の花嫁」という生まれを持っている人です。
この人は、夫と仲良くやれても、夫の親戚からは陰口をされたり非難されたりしますので、二人だけで住んで、親戚付き合いは最低限にしなければいけません。
そういう人が、結婚の相談に来られた場合のみお伝えしております。
それから相性に関係なく、妻が夫の人生の進展を止めてしまう組み合わせがあります。
これは過去に師匠が一度だけしか見たことがないケースだそうですが、師匠の知人が身に余るほどの才女と結婚されたのですが、結婚後、経営していた会社の業績が急降下して、倒産寸前になってしまったそうです。
師匠なりに原因を探ろうとされたのですが、どうしてもわからず、大師匠に相談しましたところ、「これは先祖の仇を討ちにきている」と言われたそうです。
半信半疑だったそうですが、「二人の家系のルーツを調べろ」と大師匠から言われ、調査しましたら、曽祖父の代に隣の県の同じ村で、ご主人の先祖が地主、奥さんの先祖が小作人だったということがわかったそうです。
おそらく虐げられた過去があったのだと思います。
オカルトではないのですが、こういうことも実際にあるのです。
この因縁を消すのには、師匠は一苦労だったそうですが、今は仲良くやっているそうです。
こういうことは知らなかったから起きたのではなく、絶対に誰かがブレーキをかけているはずなのです。
ひとりでソニーの仕事を受けていたような女性なので、普通は周りも喜ぶはずなのですが、おばあちゃんだけが意味不明に「やめといたほうがいい」と言ったそうです。
年寄りが「性格が気に入らない」とかいう明確な根拠もなく言ったことなので、気にせいだと思ったらしいのですが、まさに「気のせい」だったわけです。
昔は「問い訊き」といって、間に立つ人が二人の家系や近所の評判を聞いたりしたので、何か気になることでもあれば、手がかりくらいはつかめたのに、最近はそういうこともなくなりましたので、こういうことも起きてくるわけです。
最近では、秋篠宮家の皇室の真子さまでさえ、簡単にくっついて結婚を決めてしまうご時世なので、こういう間違いが起きるわけです。
結婚には時間をかけて、性格や経済力だけではなく、家系も調査して決めないと、「愛があるから大丈夫」ということには、ならないこともあることを知っておいてください。
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