占いコラム
運気
2020.02.10
「環境」と「生き方」
実際に問題が起きると、2〜3の原因が重なっていることがほとんどなので、それを全部片付けてしまわないと、残ったひとつの原因が100%の原因になって、結局問題は解決しないということになります。
前回の「運気の活用」の補足をさせていただきます。
占いというのは、それぞれの占術に得意分野・苦手分野があって、ひとつの占術だけで一人の人の人生を占うには無理があるわけです。
実際には、ひとつの占いですべて答えてしまっている占い師が多いのですが。。
極端な話、家相でこの先に起こる大きなことは占えますが、今年どうなるなんて占うのには、無理があるわけです。
そのなかで前回の運気の話をしますと、「環境」というのは気学で述べております。
現実的な社会現象は、我々の持っている心には関係なく起きてきます。
たとえば、五黄土星の人は肝臓に注意の年なのですが、これは家相や生まれつきの弱点と連動はしますが、その人の人格や性格は関係ないわけです。
これに対して「生き方」は、算命学によって導かれる今年の指針が述べられております。
わかりやすくいうと、「このように生きれば、生きやすいですよ」とか「幸せに近づきますよ」ということです。
ですから私どもは、「運気」として、このふたつの側面から個人的にアドバイスをさせていただいております。
年初には天中殺も含めて鑑定しておりますので、より具体的になってきます。
そして武蔵野算命塾のご依頼いただきご相談になりますと、10種類くらいの占術を駆使しますから、お聞きすることも多くありますが、問題解決はより的確になってきます。
実際に問題が起きると、2〜3の原因が重なっていることがほとんどなので、それを全部片付けてしまわないと、残ったひとつの原因が100%の原因になって、結局問題は解決しないということになります。
運気というのは、そのように多様な面がありますので、簡単ではないのです。
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例えば、今年龍高星が廻っていると、海外の人とかモノに縁ができたり、離れたところに興味がわいたりするし、孤独も感じたりしますが、これは心の問題であって、同じ年に生まれたからといっても、みんな同じにはならないわけですし、さらに天中殺が入ってくると、運気はさらに複雑になってきます。