占いコラム
運気
2021.07.25
タイミングのずれ

運気の悪い人には、「教えてあげても、なお変えられない」という厄介な癖があって、そうなりますと「知っていて、やっている」ことになりますから、現象はさらに厳しくなります。
よく仲間内で話すことなのですが、運気の悪い人というのは、簡単に言いますと、タイミングがずれております。
天中殺という最悪のタイミングを選んでいることはもちろんなのですが、そうでない人は、絶好のタイミングが終わってから、何かを始めようとします。
不思議なことに、絶好のタイミングを選ぶ人は1割で、あとは中途半端で「努力次第」な人が1割くらい、8割は最悪を選んできます。
天中殺(年でも月でも)で始めたことはうまくいきませんし、たとえ一時的に好調の時期はあっても、その後無惨に崩れ去ります。
天中殺の損害の特徴は、金額にしろ、それ以外の信用にしろ、つぎ込んだもの以上を失うことです。
そして悪いことに、次にまた天中殺のタイミングを呼び寄せます(無意識に)。
もうひとつの「絶好のタイミングを逃している人」の場合は、絶好のタイミングが過ぎて、1年か2年できます。
仕事にしろ恋愛にしろ、運気は3年単位くらいで動いておりまして、絶好の次には低運気が来るようになっておりますので、天中殺ほどではないにしても、このズレは、やはり思った通りには進まないわけです。
運気の悪い人というのは、必ずこういう時を選んできます。
いくら教えても「自分は、そうならないように頑張ります」と言いますが、一生懸命やってもそう簡単に思うようにならないのが運気であって、そんなことを言ったら、運気が悪い人というのは不真面目な人ということになってしまいます。
そのようなことはないわけで、例えば、愛し合っていても、やがてそれが間違いだったことに気づいてしまうのが天中殺ですから、やはりいい結果にはならないわけです。
運気の悪い人には、「教えてあげても、なお変えられない」という厄介な癖があって、そうなりますと「知っていて、やっている」ことになりますから、現象はさらに厳しくなります。
天中殺には、人格も情けもありませんから、逃げることはできません。
「自分だけは」という甘い考えは持たないようにしてください。