占いコラム
運気
2020.05.10
運を逃す
運が悪い人は反対で、時間をかけたのに、結局手を出して、失敗してしまいます。 「なぜそれに手を出したの?」と、こちらから聞きたくなるような話がほとんどです。 そういう人は、知識がないので騙されます。 人を騙すような話というのは、どこかで辻褄が合わなくなっておりますが、それが見破れないのです。
運は、どんな人にも来るのですが、人によって頻繁に現れたり、強く現れたりと様々です。
それは、これまでの運との付き合い方によるのですが、占いでは幸運気が強く、頻繁に現れる人を「上格」、その反対を「下格」といいます。
これを聞けば、誰もが「上格」になりたいと思うのでしょうが、それを逃しているのは、そう思われている自分自身なのです。
必ず四季が訪れるように、夏が来ない人もいなければ、冬が来ない人もいません。
でも、周りから観ていると、夏が異常に長い人と、冬が異常に長い人がいるのです。
運は、最初は誰にでも均等に現れているのですが、その運を大事にした人にはどんどんやってきて、大事にしなかった人からは遠ざかるようになるのです。
どういうことかと言いますと、運というのは、皆さんの思っているような働きをするわけではないということです。
例えば、結婚運を願ったあなたに、急に白馬に乗った王子様が現れるなんていうことはないわけです。
最初は、これまで話しかけてもくれなかった人から(同性でも異性でもいいのです)話しかけてもらえるようになったとか、新しい趣味のサークルに誘われたとか、今までなかったことが起きたら、歓迎すべきなのです。
何もないところから、何かが起きたということは大変なことなのです。
異性運というのは、その延長線上にあるわけです。
仕事運はガタガタで、異性運だけが良い、なんていう人はいないわけです。
時々、そういう風に観える人がいないわけではないのですが、それは異性との付き合いが派手なだけで、良い異性との付き合いをしているわけではないのです。
金運なら、道を歩いていたら、あなたの前に1億円が落ちていた、という話ではありません。
もし、そういうことがあっても、届けないといけないでしょう?
宝くじは、当たると一生の運を使い果たしてしまいますから、宝くじに当たることは、決して金運がついたことにはならないのです。
私も昔、金運を願ってあることをしたのですが、決して大金を拾ったわけではありませんが、持っている手段や人間関係にいろいろな変化が起きてきて、その時以来、必要なお金には困らなくなりました。
そういう意味では、私どもに金運にしろ、異性運にしろ、相談に来た人には、「それで、これから何を変える(する)のですか?」と聞くのです。
運気の風が吹けるところを作ってあげないと、運は働かないのです。
最初は小さな変化なのです。
それに大喜びすると、運はまた、そして今度は少し大きくなって、またやってくるのです。
ところが、運があまりよくない人には、口癖があります。
「ちょっと考えてみます」と「様子をみます」と言って、すぐに行動を起こそうとしないのです。
波というのは、掛け算の方が大きくなりやすいのです。
それをじっとしていて、昨日と同じことをしていたら、起きることも起きません。
運がいい人というのは、行動が早いのです。
実はその行動が波を大きくしています。
パワースポットに行って、神社に行っても、何もしなかったら「変化という公式」に入力する数字がないわけですから、何も起きないのは当然です。
昔、結婚運を願うばかりで、何もしないでじっと待っている女の子がいましたが、ある時、会社の受付をしていたら話しかけられて、結婚して「願いが叶った」と喜んでいましたが、相手は15歳も離れた不倫相手でした。
私は「そんな人なら、受付に座っているだけでも現れたんじゃないの?」と言ったら怒っていましたが、2年で別れました。
異性運がついたわけではなかったのです。
運がいい人は、やってみてダメなら、使ってみてダメなら、すぐにやめればいいし、変な説得を聞くよりも、その方が早いと思っています。
ところが、運が悪い人は反対で、時間をかけたのに、結局手を出して、失敗してしまいます。
「なぜそれに手を出したの?」と、こちらから聞きたくなるような話がほとんどです。
そういう人は、知識がないので騙されます。
人を騙すような話というのは、どこかで辻褄が合わなくなっておりますが、それが見破れないのです。
大事なことはは、仕事にしろ異性にしろ、選択を間違えないことなのですが、その時のために、信頼できる占い師を見つけておいてください。
正しい占い師なら、きっと正しい選択のお手伝いをしてくれるはずです。
あなたの望む答えにはならないかもしれませんが。
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