占いコラム

子育て

2020.11.03

子育ての失敗③

生まれつき好き嫌いのある子はいないので、好き嫌いは親が作ります。

児童心理学でも、子供の成長期に必要な過程を踏んでいないと、人格の欠落や凶悪化の引き金になることが指摘されております。

ここから成人までを7つのステージにわけて、段階別に注意点を述べてみたいと思います。

 

【0歳〜3歳】

感性や感情が少しずつ確立していく蓄積期間になります。

性格も気質を中心にして備わり、この間の欠落は自閉症や情緒不安定につながりますから注意が必要です。

親子のコミュニケーションでは1番大事な時期にあたり、この間に「指導する側」と「指導される側」という立場をはっきりと伝えず、変に友達感覚になってしまうと、ほとんど思春期の失敗につながります。

 

特に乳幼児は泣かさないと、小さな心臓だけでは血液を全身に行き渡らせられませんので、泣くことによって心臓を強くしていますから、すぐに抱き上げて泣かない子にしてしまうと、心臓が弱く、感情の起伏のない子になります。

 

また、この期間は味覚が形成されます。

生まれつき好き嫌いのある子はいないので、好き嫌いは親が作ります。

要するに、鮮度の良いものは、普通に作れば美味しいわけでして、そこに過度の味付けをしたり、手抜きをしたり、インスタントを食べさせたりすると、味覚異常につながって好き嫌いができます。

 

食べ物の好き嫌いは、人間の好き嫌いにつながります。

良好な人間関係を築くためには、食べ物の好き嫌いのない子に育ててあげる必要があります。

 

もうひとつ重要な事は、前回書きましたように、子供は親の血液が凝縮してできますから、親がアレルギーであればアレルギーの血を、親が肥満であれば褐色脂肪細胞を持って生まれてきます。

大人になると細胞数は80兆ですが、この時期は20兆で、細胞の転換速度が早いですから、簡単に体質の転換を図ることができます。

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