占いコラム
政治
2020.11.29
菅総理の今後
以前書きましたように、菅総理には政治家の星がありませんので、能力がないのは仕方ないのですが、それは菅総理の個性であって責任ではないし、むしろ、この人を推薦することで権力を維持しようとした安倍元総理と二階幹事長に問題があると思います。
菅総理が迷走しております。
ここ2週間の菅総理は、窮地に立たされています。
2週間前は、日本学術者会議の任命問題で苦しい答弁を続けていましたが、その後、新型コロナウイルスの感染悪化は仕方ないにしても、GoToトラベルの継続についての問題や、数日前は安倍事務所の問題に関与していたかを問われるに及んで、大変なことになっております。
「天中殺だから」と言ってしまえば、それまでなのですが、今回はそのあたりのことを占術的に解説したいと思います。
菅総理は本命星:七赤金星、戌亥天中殺です。
今年は七赤金星の年ですので、七赤金星の人は、過去8年間の結果が出る年です。
「過去7年間、安倍総理の官房長官として尽くした結果が出るので、めでたく総理に」という見方をしている人もいるかと思いますが、占術的に観れば、これが大間違いで、今年は新しいポストについてはいけない年だったのです。
自分の星と同じ年(「中宮している」と言います)に新しいことをすると、ジェットコースターのような上下変動を経験します。
内閣総理大臣に任命された時の支持率が65%、瞬間では70%を超えていたのが、ここ最近で56%、この先、新型コロナウイルスに対策が出てこないと、年末にはもっと悪化するでしょう。
まさしくジェットコースターですね。
まだまだ天中殺は続くので、この間に打ち出す政策が実を結ぶわけはなく、問題は山積みになりそうです。
以前書きましたように、菅総理には政治家の星がありませんので、能力がないのは仕方ないのですが、それは菅総理の個性であって責任ではないし、むしろ、この人を推薦することで権力を維持しようとした安倍元総理と二階幹事長に問題があると思います。
しかし、残念ながら、どういう事情があるにせよ、菅総理が誕生してしまったわけですし、今天中殺というのは情状酌量にはならないので、総理を受けた自己責任を菅さんが味わうしかないですし、そのことによって国民は大変な苦労を経験することになりそうです。
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