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政治
2020.12.21
菅総理の顔
「情報収集」と称して、毎晩会食をしているようですが、情報収集なら首相官邸で昼間に行えば言い訳で、なにも6万円のコースなんて必要もないわけで、これも「美味しいものを毎日食べたい」という本心が出たものと思います。
菅総理は、記者会見をあまりやらない人なので、じっくりと顔を観る機会は少ないのですが、ここ最近は2度にわたって会見をしましたので、顔をみて驚きました。
先日の朝のニュースでは、会食問題での釈明をしておりましたが、その顔は、就任時と比べて明らかにふくよかになっておりました。
太っているだけなら「健康そうでなにより」ということになりますが、その表情からは、明らかに緊張感がなくなっていました。
新型コロナウイルスが連日記録を更新して、旅行業界・飲食業界が悲鳴をあげているときにです。
そして数日前、動画配信サイトに出演した時には、ヘラヘラ笑いながら「こんばんは。ガースーです」と言っていました。
この時は愕然としましたが、あの放送を観て怒りを覚えた人(または呆れた人)は少なくないと思います。
ユーモアというか、完全にすべったわけですが、今はそんな場合ではないのです。
「そんなこともわからないのか」と怒り半分、呆れ半分でした。
今月は、菅総理にとって大変動がくる月なのです。
ですから「GoToトラベル」も中止になったりするわけです。
そして、もうひとつ。
菅総理は今月「素直になる」月なのです。
「素直になる」というのは、いい意味ばかりではありません。
悪いことにも素直になるということですから、「良くも悪くも本心をさらけ出す」ということです。
あのヘラヘラもユーモアも菅総理の本心なのです。
菅総理は「情報収集」と称して、毎晩会食をしているようですが、情報収集なら首相官邸で昼間に行えば言い訳で、なにも6万円のコースなんて必要もないわけで、これも「美味しいものを毎日食べたい」という本心が出たものと思います。
内閣支持率は40%を切りました。
9月は65%でしたから、大変な急降下です。
おそらく安倍元首相の森友問題のときも、こんな下がり方はしていないのではないかと思います。
内閣支持率が40%を切ると危険水域ですが、重要なのは不支持率が49%と約半数あることです。
これは国民の半分は「やめてほしい」と思っていることになるのですが、今の状況で「俺がやる!」という人はいないでしょうね。
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