占いコラム
時事
2021.07.15
でき過ぎたシナリオ
新型コロナウイルスの感染者は、全国的には減ってきているのですが、会場が決まっている都道府県に増えているのは、でき過ぎた現象だと思いませんでしょうか?
昨日の東京の新型コロナウイルス新規感染者は、1,149人で、第4波のピークをあっさり更新してしまい、起こるだろうと思っていた展開になってきたわけですが、それを占い的に解説しましょう。
東京オリンピックの開催は、2012年9月7日に決定しました。
日本国の天中殺は申酉で、9月は酉月で天中殺月なので、「これは、すんなりとはいかないな」と思っていたわけですが、もう皆さんお忘れなくらいのエンブレム問題、などから始まり、いろいろなゴタゴタを抱えながら、案の定、本来の昨年の開催は延期になっております。
天中殺で決まったことは、すんなりと運ばないか、なんらかの変更が入ります。
そういう意味では、この変更は私どもにとっては、シナリオ通りだったことになります。
「原因は新型コロナウイルスではないか!」という人がいらっしゃるかと思いますが、新型コロナウイルスも2019年の秋には「2020年は、世界的に風邪が流行」と予測していたわけですから、これも想定通りでした。
こういうことを書くと「未来は決まっている」と勘違いされる方が多いのですが、決してそんなことはありません。
起きることは、ある程度予測できても、人間の決断は別ですから、決断が変われば、結果は変わってくるわけです。
2019年12月に、中国の武漢で奇妙なウイルスが確認されたときに、「これが世界的な流行になるだろう」ということは、すぐにわかりました。
これに対して中国は、すぐに武漢をロックダウンして、新型コロナウイルスを鎮圧してしまったわけですが、鎮圧される前に武漢から流出したウイルス(感染者)が世界に広めてしまいました。
武漢はすぐに、新型コロナウイルスの鎮圧を宣言して、日常を取り戻しましたが、世界中が対応の遅れで、国内の感染を広げてしまいました。
日本は島国ですし、ウイルスは人から人へしか感染しませんので、検疫をしっかりやっていれば、ウイルスを国内に入れることはなかったはずですが、「なってはいけない」菅総理は、当然運気が悪いわけですから、状況を悪くする決断しかできず、あっという間に日本中に感染が広がってしまいました。
これもシナリオ通りに起きたことです。
日本と同じように、四方を海で囲まれたオーストラリア、ニュージーランド、台湾は対策の速さで、あっという間に鎮圧していますから、どれだけ菅総理が「なってはいけない」人だったのかがわかると思います。
さて、東京オリンピックは、(シナリオ通り)まず1年延期され、2021年7月23日に開催されることになりましたが、この日はなんと、日本国の天中殺日になっております。
こうしてみると、日本は菅総理の英断(?)によって、完全に「天中殺の環」に入ってしまったようです。
「天中殺に新しいことを起こしてはいけない」ということをよく言われますが、天中殺に起きる現象というのは「早く改善しておかないといけなかった問題を、放っておいたために起きること」ですから、占い的に観ても、対策の遅れが浮き彫りになっております。
「安心・安全なオリンピックを心がけ」「感染が拡大したら、すぐに中止」というようなことを言っていた菅総理は、なんの対策も打ち出さず、沈黙を守っております。
新型コロナウイルスの感染者は、全国的には減ってきているのですが、会場が決まっている都道府県に増えているのは、でき過ぎた現象だと思いませんでしょうか?
オリンピック関係者から感染が出ても、なんの対策も講じられることもなく、オリンピックは開始されるのでしょうけれども、そうなってしまうと、日本国の天中殺である8月と9月は、シナリオ通り悲惨な結果を迎えるでしょう。
ついでに、今年は小池都知事の天中殺年になっているのも「でき過ぎたシナリオ」だと思いませんか?
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