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時事

2022.02.28

ロシアのウクライナ侵攻

結果はどうあれ、天中殺の軍事行動が利益に結びつくことはないわけで、ロシアはますます孤立が進むでしょう。

2月24日、かねてから懸念されておりました通り、ロシア軍が隣国のウクライナに侵攻しました。

わずか数時間から半日で、ウクライナの空軍の戦闘能力を不能にしてしまい、現在は民間人も巻き込んだ地上戦になっているようですが、今後ウクライナにどこまで介入してくるのか心配されております。

 

これに対し西側は、今のところ経済制裁のみで、直接的な軍事介入をする意向は示しておりません。

アメリカのバイデン大統領も、ロシアに対して対話を求めているだけで、直接介入は表明しておりません。

ロシアのプーチン大統領は、西側がこういう対応しかできないことは予測済みだったので、やりたい放題になっているわけです。

 

このことを占い的に分析しますと、ロシアは寅卯天中殺なので、天中殺のウクライナ侵攻ということになります。

天中殺で戦争を起こすと、最初は優勢でも、時間が経つと劣勢になります。

ですから、ロシアは短時間でウクライナを支配下に収めてしまわないと不利になるわけです。

しかし、結果はどうあれ、天中殺の軍事行動が利益に結びつくことはないわけで、ロシアはますます孤立が進むでしょう。

プーチンは、2000年に大統領になって、2020年3月の改正で、2036年まで大統領を継続できることになりました。

しかし、この法改正も天中殺だったので、プーチンは天中殺の大統領になってしまいますから、今後ロシアの立場をよくすることはありません。

 

ロシアというのは、韓国の半分ほどしか経済力はありませんが、核兵器を持っていますから西側諸国が怖れていて、さらにプーチンは狂犬のような男ですから、仮にアメリカが軍事介入してくれば、本当に核のボタンを押しかねませんから、手を出せないわけです。

しかし、これは”自由主義”対”権威主義”の戦いなので、西側はいつまでもプーチンの思い通りにはできず、短期的に対話でロシアの言い分を認めて決着をつけないと、長期的では軍事介入しか方法がなくなりますので、そうなりますと中国も介入してきて、世界大戦になりかねません。

そうならないように、覚悟を決めて対処するしかないでしょう。

 

習近平もそうですが、プーチンもロシアが最大だったとき(かつてのソビエト連邦)に戻すことが自分の使命だと本気で考えているので、プーチンにとってウクライナ侵攻は正義なわけです。

なんとかこの事態をおさめないと、世界は変わってしまうでしょう。

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