占いコラム
結婚
2021.10.22
両手に花の縁
結婚運というのは異性運(恋愛運)とは違うわけで、「結婚後」の運ということになります。
今年の夏くらいに、結婚運のない人のご相談が続きました。
結婚運というのは異性運(恋愛運)とは違うわけで、「結婚後」の運ということになります。
「相性が悪い」というのは相手があってのものですが、ここで取り上げたいのは「相手に関わらず」という意味です。
算命学では、これを「両手に花の縁」と言いますが、命式を観ますと、結婚前と結婚後が同じ星になっております。
ほとんどの人は、結婚前と結婚後は星が変わってしまうのですが、それが変化しないわけですから、本人は気にならなくても、他人から観れば異常なわけです。
たとえば、結婚前には「夢のある人」というひとつの魅力だったものが、結婚後は現実と向き合わなくてはいけませんので、多くの人は現実的になっていくわけですが、こういう人は、そこが変化しないので「(いつまで経っても)夢を追い続けている人」ということになり、ひとつの欠点のように見えてしまうわけです。
他人からみれば魅力的なのですが、当事者にしてみれば、現実の生活がついて回っていますから、笑っては済まされないことになります。
算命学では「離婚やむなし」と解釈しますが、ある夫婦はそれぞれに普通の人と3度結婚・離婚を繰り返し、やっと同じ星を持った人に出会いました。
結婚相手もこの星を持っていれば、相手も「離婚やむなし」なので、
(アブノーマル)×(アブノーマル)=ノーマル
になって、本人たちはなんの異常も感じないことになります。
師匠の知人の夫婦にこの組み合わせがいらっしゃるそうで、この夫婦は何度も喧嘩して、そのたびに「離婚だ!」と周りを巻き込んで大騒ぎを繰り返したそうですが、結局「やっぱり、この人でないと」ということになり、離婚することはなかったそうです。
お互いに持っている星が「車騎星」ですから、「単独行動が多い」ということになりますので、夫婦それぞれに交友関係があり、60歳を過ぎてから夫婦それぞれがハーレーダビッドソンを買って、それぞれの仲間と日本中をツーリングして、帰った時だけ夫婦をやっているのだそうです。
師匠は、それのどこが幸せなのかよくわからないと仰っておりますが、本人たちに言わせると「それぞれが理解しあっているからいい」のだそうです。
(アブノーマル)×(アブノーマル)=ノーマルのパターンということですね。
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