占いコラム
風水
2020.04.04
「運」を変えるには①
名前を言えば誰でも知っているような風水師が、テレビの番組のコーナーで、私の師匠の知っている会社に来て、頼みもしないのに鑑定して、番組内のことだから無料だろうと思っていたら、後で事務所にとんでもない金額の(書いたらびっくりしますよ)請求書が来て怒っておりました。 何をしたのか伺いましたら、机の配置を変えただけで、「これで大丈夫!」と言ったそうです。 何か変わったか聞きましたが、「何も変わらない」と仰っておりました。
「運」というものの要素を、固定的なものと変動的なものに分けるとすると、固定的なものは風水、変動的なものは行動学だと思います。
これは「どちらが大事」というものではなく、ふたつともが影響し合って「運」という形になって現れてきます。
行動学については取り上げられることは多いのですが(そうでもないですかね?)、占い師自体も語らず、結構皆さんが見落としがちなのが風水で(テレビで取り上げられているような、なんちゃって風水ではありませんよ)、これが整っていないと、努力が空回りしたみたいなことが起きますので、今回から数回にわたって、このことについてお話してみたいと思います。
そこらへんの本には書いていない話ですよ。
あまり言わないことですが、風水には「陰宅」と「陽宅」があります。
結構陰気臭い話もありますし、若い人にはウケるようなオシャレな話ではありませんが、ウケるウケないは占いには関係がなく、大切なのは真実ですから、皆さんが「運」を活用するために理解されてください。
名前を言えば誰でも知っているような風水師が、テレビの番組のコーナーで、私の師匠の知っている会社に来て、頼みもしないのに鑑定して、番組内のことだから無料だろうと思っていたら、後で事務所にとんでもない金額の(書いたらびっくりしますよ)請求書が来て怒っておりました。
何をしたのか伺いましたら、机の配置を変えただけで、「これで大丈夫!」と言ったそうです。
何か変わったか聞きましたが、「何も変わらない」と仰っておりました。
この番組は、師匠の友人の個人宅にも来て、恋愛鑑定をして、会社ではないから安いとはいえ、個人の恋愛鑑定としては高額な金額の請求をして、また怒らせていました。
もちろん、いまだに独身です。
こういう「結果」を変えられない占い師は実は多く、風水も完全に勘違いしているわけです。
この占い師(名前を言いたいのですが、言えません)は、私がある地方でご相談を受けた家に、別の問題を見つけて、「お子様の健康に問題はありませんか?」と訊いたら、「○○先生に観てもらって建てた家」ということでした。
複数のお子様が深刻な健康問題になっていたわけですから、もう「鑑定の間違い」では済まない話なのですが、この国ではそれを追求することができません。
香港なら有罪になりますが。
しかし、このことは、間違っていた例とはいえ、風水の威力を物語っていると思いませんか?
つづく
風水 の関連記事
-
風水のあまり聞けない話【20】
専門家は、すぐに環境のせいにしますが、果たしてそうでしょうか? 環境が悪かったのは、1970年代の事です。 都会の空は光化学スモッグで曇り、水道からは嫌な匂いがしていました。 東京湾はヘドロがいっぱいで、魚なんかいませんでした。 川が海に流れ込むところは、洗剤の泡でいっぱいでした。 人間の食べているお菓子を与えたら、奇形のサルが生まれたのもこの頃です。
-
風水のあまり聞けない話【3】
登校拒否や引きこもりは、いくつかの原因があるのですが、家相の問題も抱えている場合がほとんどです。 家族構成を知らない家でも、家相から判断して、「子供(がいたら)は、きちんと学校に行っていますか?」と聞いて、「誰に聞いたのですか?」と驚かれたことは何度もあります。
-
風水のあまり聞けない話【6】
ところが、最近は日本でも、いびつなお墓を建てる人が増えてきて、球体とか、音楽の譜面のようなものをのせることがあります。 あれはあれで、本人が亡くなった後に遺族が形を決めているわけで、それも亡くなった人は、お墓と認識しないわけです。
-
風水のあまり聞けない話【13】
その当時生きていた残った兄弟も全員ガンで亡くなられて、元気でいらっしゃるのは師匠のお母様だけだそうです。 それは息子の責任で、お母様が持っていた原因を、師匠が消したからです。 他のご兄弟も救いたかったそうですが、誰も聞く耳を傾けなかったのだそうです。