占いコラム
風水
2020.05.03
風水のあまり聞けない話【11】

以前、師匠が講演会で「死んだら『無』だと思う人」と訊いたら、7割くらいの人が手をあげられたそうです。 今度は目を瞑ってもらい「自分の立場とか問われないとしたら、本当は先祖っているんじゃないかと思っている人」と訊いたら、全員が手をあげられたそうです。 そうなるだろうと師匠は思っていたそうですが、本当にそうなりました。
お墓は先祖を祀るところで、先祖は「家系という樹の根」ですから、根が無いとか、腐っている樹に葉が茂ることはありませんし、花は咲きません。
若い時に、そういうことを信じなかった人も、年配になるとなぜかお墓を気にしたり、神社仏閣巡りをするようになります。
大成功者は先祖を大事にしているというのは、よく聞きます。
お墓ではありませんが、高野山へ行くと、たくさんの有名企業の創業者の寄付に驚かれることと思います。
以前、師匠が講演会で「死んだら『無』だと思う人」と訊いたら、7割くらいの人が手をあげられたそうです。
今度は目を瞑ってもらい「自分の立場とか問われないとしたら、本当は先祖っているんじゃないかと思っている人」と訊いたら、全員が手をあげられたそうです。
そうなるだろうと師匠は思っていたそうですが、本当にそうなりました。
「死んだら『無』なんだから、親の墓は建てない」と言い切れる人は、なかなかいないと思います。心霊的な意味は別として、親への礼儀とか感謝を現すために、お墓は建てると思います。
一時的な成功は別として、何代も成功を続けている家系は、先祖を大事にしています。
それは、先祖が成功させてくれたのではないのです。
お墓まいりに行って先祖の成仏を願う心は、脳というのは不器用なので、先祖の幸せ→自分より先に死んだ人の幸せ→自分より先に生まれた人の幸せ→先輩・先生の幸せ、と繋がれていきます。
成功者は、絶対に目上を大事にするのです。
目上を大事にする人は可愛がられるのです。
これが成功の秘訣です。
「そんなことだったら、お墓なんか建てなくても、気持ちだけで十分じゃないか」と思う人はいるかもしれません。
しかし、人間の心は弱くて、忘れてしまうのです。
お墓という形があって、お墓まいりを習慣づけていれば、その心はずっと植え付けられていることになるのです。
お釈迦さまは、各地を説法してまわられました。
しかし、お釈迦さまが亡くなった後は、寺院に行ってお釈迦さまの教えを思い出しました。
その寺院という形があるから、お釈迦さまの教えがよみがえってきたのです。
お墓も同じで、お墓に行けば「お父さんは、こんなことを言っていたな」とか、「おばあちゃんが作る○○は美味しかったな〜」と思い出すと思うのです。
そのこと自体が供養ですし、子供がいれば多分話して聞かせると思うのです。
それが子供にも受け継がれていくことが「お墓の心」なのです。
風水 の関連記事
-
お金は土性
私どもはよく、経営者の家相の相談を受けるのですが、「家相と社相とお墓を一致させないと意味がないのですが、やりますか?」という話を最初にします。
-
風水のあまり聞けない話【特別号】
ガンで苦しんで亡くなった方がいると、その家系に必ずガンが続きます。 医学が進んで、環境はよくなったのに、ガンは30年前の3倍に増えたのも、年忌をやっていないからです。 死者の苦が消えていないのです。
-
風水のあまり聞けない話【15】
時代は天中殺の出会いが増えて、その結果、出産が母親の天中殺になることが多いことや、「できちゃった婚」が多いのも原因になって、こういう子は親との間に問題を生ずることが多く、その中に登校拒否も入ってくるので、尚更この問題が浮上してくるわけです。
-
風水のあまり聞けない話【14】
お墓の建て方は、多少土地が使える場合は、個人墓と代々墓を建てますが、1本しか建てられない場合は代々墓で済ませます。 私どもが指導する場合は、個人墓は50年ももてばいいので、安い輸入石を勧め、代々墓は200〜300年は使いたいので国産石を勧めます。