占いコラム
風水
2023.10.08
風水の先生には注意

他のご相談でもそうなのですが、占い師の良し悪しは、その先生に相談して、いいことに遭った人の生の声(本やインターネットはデマが多いのでだめです)か、いくつかの質問をして、それにきちんと答えられるかということだけで、あとは自己責任になります。
今年はなぜか風水のご相談がよく入っております。
その中で何件か、気になる相談がありました。
それは「以前、他の風水の先生に相談したけれど、そのことによって大変な被害に遭った」という相談です。
本当に大変で、一生を左右しかねないほどのことも起きているのですが、こういうことは警察も取り上げてくれませんので、ほとんどの人が泣き寝いりというのが実情です。
私の占い師としての人生でも、風水に関してまともな先生は見たことがありません。
本当はいるのかもしれませんが、少なくとも私どもが(大師匠から師匠〜私までの数十年もの間でも)会った人はみんな疑問がつく人ばかりでした。
私どもの印象としましては、家相の相談というのは異常に相談料が高いので、実力なんてなくても口が上手ければ仕事になるという感じです。
中にはテレビにも出て、本も書いている先生の言われた通りの家を建てて被害に遭った人もいますが、家相上の理論ではその原因がわかるものの、日本では裁判でも認めてくれないし(香港では認められます)、たとえそれが事実と認められても、日本ではそれを公表して相手が損失を被れば違法なので、ここで名前を公表すれば、私どもが訴えられますからやめておきます。
そういう被害の中では、同じ先生の名前を何回か聞いたこともあるので、明らかに悪質なのですが、そもそもそんな人でも先生として通用してしまうというメカニズムがありますので、それがわかった人には「手っ取り早い金儲け」としてやってしまうのだと思います。
私どもは風水のご相談であっても「普通の1件の相談」と捉えますが、先ほど書きましたように、世間の風水の相談の相場は異常に高いので、変な先生に引っかからないようにしましょう。
他のご相談でもそうなのですが、占い師の良し悪しは、その先生に相談して、いいことに遭った人の生の声(本やインターネットはデマが多いのでだめです)か、いくつかの質問をして、それにきちんと答えられるかということだけで、あとは自己責任になります。
一番注意しなければいけないのは、占い師というのは、一度つかまえた客を離してくれないという習慣があるので、自分の専門外の質問にも軽い気持ちで答えてしまうということです。
師匠のお父様も、そういう占い師に、サラリーマンの年収くらいの相談料をとられて、亡くなられた後に大師匠と出会って、師匠のお宅に初めてこられた際に「どうやったら、こんなデタラメの家相になるんだい?」と言われて、愕然とされたそうです。
ここをご覧の皆さんはどうか、そんな被害者にはならないでください。
風水 の関連記事
-
お金は土性
私どもはよく、経営者の家相の相談を受けるのですが、「家相と社相とお墓を一致させないと意味がないのですが、やりますか?」という話を最初にします。
-
風水のあまり聞けない話【20】
専門家は、すぐに環境のせいにしますが、果たしてそうでしょうか? 環境が悪かったのは、1970年代の事です。 都会の空は光化学スモッグで曇り、水道からは嫌な匂いがしていました。 東京湾はヘドロがいっぱいで、魚なんかいませんでした。 川が海に流れ込むところは、洗剤の泡でいっぱいでした。 人間の食べているお菓子を与えたら、奇形のサルが生まれたのもこの頃です。
-
風水のあまり聞けない話【11】
以前、師匠が講演会で「死んだら『無』だと思う人」と訊いたら、7割くらいの人が手をあげられたそうです。 今度は目を瞑ってもらい「自分の立場とか問われないとしたら、本当は先祖っているんじゃないかと思っている人」と訊いたら、全員が手をあげられたそうです。 そうなるだろうと師匠は思っていたそうですが、本当にそうなりました。
-
風水のあまり聞けない話【13】
その当時生きていた残った兄弟も全員ガンで亡くなられて、元気でいらっしゃるのは師匠のお母様だけだそうです。 それは息子の責任で、お母様が持っていた原因を、師匠が消したからです。 他のご兄弟も救いたかったそうですが、誰も聞く耳を傾けなかったのだそうです。