占いコラム
子育て
2019.12.24
子供の「わかった!」

お母さんの「ダメ!」に対して駄々を捏ねる子と、それを一生懸命言葉で説明している親の光景を見かけますが、あれはほとんど無駄です。 ましてや「友達のような親子」なんて、楽しいのかもしれませんが、人間形成には邪魔になるだけです。
今からお伝えすることは、親子の気の縁が出てこようが出てこまいが、子育てには必要なことなのですが、縁がない場合には絶対に必要です。
子育ての第1期は0歳〜3歳、遅くとも5歳までなのですが、この期間に親子の力関係を覚えさせる必要があります。
「育てる側」と「育てられる側」の関係です。
それは、お母さんが「ダメ!」と言ったら「ダメ!」ということです。
この、お母さんの「ダメ!」に対して駄々を捏ねる子と、それを一生懸命言葉で説明している親の光景を見かけますが、あれはほとんど無駄です。
ましてや「友達のような親子」なんて、楽しいのかもしれませんが、人間形成には邪魔になるだけです。だいたい失敗しますね。
こういう話をすると面白い反応が返ってきます。
「私はそうは思いません」というやつなのですが、皆さんは初めてとか、2人目くらいの子育てに理想で答えているわけですが、こちらはたくさんの子供に対応し、心理学の先生の話も試した結果として話をしているわけですから、参考にしていただく価値はあると思います。
この親子関係の理由を述べますと、この年代の子の脳は、言葉だけではよく理解できていないからです。特に三段論法など、日本語の言葉としては通じても、意味を頭で理解できるのは10歳以降と言われております。
つまり、無駄な努力をしているということです。
それでも勘違いを起こしてしまうのは、子供が「わかった!」というと親は喜びますが、子供側は「わかった!」というと、親の機嫌がよくなることを知っている、ということを親がわかっていないからなのです。そして子供は、理解できていないから繰り返すのです。
もちろん言葉で言うことを、全く理解しないわけではないのですが、理解していれば何度も言わなくてもできるはずなのです。
では、理解できない子はどうするか?
それは次回に。
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