占いコラム
運気
2021.10.13
運が悪い
誰でもできるのが仕事ですから、自分が他人と同じ努力ができないことの言い訳をしているだけだろうと思います。
コメディアンの萩本欽一さんは、弟子がいい仕事が出来なくて落ち込んで帰ってくると「今日は運が悪かったね」と言うそうです。
兎角こういう時の弟子たちは「才能がなかった」と自分を責めがちですが、「運が悪かったのなら明日があるけれど、才能がなければ明日はない」と言うそうです。
これは大事な話で、冷静に自分の実力を見直す時には、自分の実力を考えなくてはいけませんが、こういう出来事があったときに、それをやると諦めるしかなくなります。
芸人はオリンピックの金メダルをとるのではなく、日本一になればよろしいので、多くのスポーツ選手や芸人が言うように「日本一なら、努力さえすれば、鈍才でもとれる」と言うことがあるのだろうと思います。
萩本欽一さんは、コント55号と言うユニットを結成しておられましたが、相方の坂上二郎さんを含め、決して一流のコメディアンではなかったそうです。
それでも、いつも額に汗を浮かべて、一生懸命にコントをやって、トップになりました。
「運が悪かっただけなのに、才能のせいにして、努力をやめてはいけない」ということなのだろうと思います。
よく仕事の相談で「才能がないから失敗続きで…」という人がいますが、仕事に才能は必要ありません。
誰でもできるのが仕事ですから、自分が他人と同じ努力ができないことの言い訳をしているだけだろうと思います。
そういう人は、同じミスを繰り返しますが、給料をもらっている以上、プロなのですから、同じミスを繰り返してはいけないのです。
それだけの話だろうと思います。
運気 の関連記事
-
運気を得るときの注意点②
どんな運気を得ても、自分の位置が凶相になっている家に住んている人が、成功することはないということです。
-
運についての勘違い
そういうのを「神頼み」というのですが、それは他力本願なのです。 神様って他力本願は嫌いなのですよ。
-
運は、なぜ悪くなる?
生まれつき、運が悪い人なんていません。 人間は「こうしたら幸せになれます」とか「こうしたら天から与えられた才能を発揮できます」という「宿命」を背負って生まれてきております。 生まれた時は、みんな一流なのです。
-
これだけやれば人生は変わる
結局、当時30数人いた師匠の弟子仲間が、同じ話を訊き、全てやったのは師匠ひとり、そして占い師になったのも師匠ひとりだけだったそうです。