占いコラム

子育て

2020.01.23

問題のある家庭の共通項

長年こういう仕事をしておりますと、こういう共通項に気づいてくるのですが、問題のある家庭は、他人の家庭と比較することはないし、ましてや親の育て方の問題になどしたくないわけですから、自分なりの根拠のない理屈のせいにしてしまいます。 人間は環境の動物ですから、環境を変えれば変わります。

2019年度(2020年2月3日まで)は八白土星年で「子供」や「家族」の問題が多くなる年でしたが、年末から正月くらいにかけて、それに類いするご相談を何件か受けました。

それで気づいたのですが、こういうご家庭には共通項があるようです。

①子供について、腫れ物に触るように過敏になっている
登校拒否や引きこもりなどから立ち直らせるためには、色々なことを子供にやらせなくてはならないのですが、遠慮していては何もできませんし、何も変わりません。

②いつか「〜」を信じている
子供が負の行動を始めたら、それに対して行動を起こすのは早いほうがいいのですが(親の天中殺は除く)、「様子をみよう」とか「いつか(勝手に)立ち直ってくれる」と信じているのか、問題から逃げようとしているのかわかりませんが、先延ばしにして改善不可能になる人が多いようです。

③他力本願になっている
子供を産んだのは自分で、育てたのも自分ですから、立ち直らせるのも自分しかいないのに、他人の力をあてにしています。にせ霊能者や新興宗教などに頼る人が多いようですが、そのようなもので改善した話は聞いたことがありません。

④関係のないことに騙される
過去世や因縁など、子供の負の行動とは全く関係のない、ましてや本当かどうかわからないことで、子供が負の行動をとることはありません。
関係するのは、両親の結婚と、家相と、水子だけです。

長年こういう仕事をしておりますと、こういう共通項に気づいてくるのですが、問題のある家庭は、他人の家庭と比較することはないし、ましてや親の育て方の問題になどしたくないわけですから、自分なりの根拠のない理屈のせいにしてしまいます。

人間は環境の動物ですから、環境を変えれば変わります。
子供は大人の3倍くらいの環境適応能力を持っていますので、大人以上に早く変わります。
子供にとっての環境は親ですから、親が変われば子供は変わります。
多くの皆さんは、その変え方がわかっていないだけなのです。

でも、実際にご相談を受けますと、問題を解決する家庭は60〜70%くらいです。
理由は、親が変わらないからです。

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