占いコラム
子育て
2022.07.18
先生には言えない
”親が変われば”という起死回生の手段はあるのですが、”変われる親”は少なく、(簡単なのに)たった数日で「無理です」と諦めるので、結果的に変わることができた親子は少なく、解決事例は少なくなります。
子供の不登校が、過去最多を更新しているようです。
当然、今年も更新したわけですが、この時期になりますと、教育評論家が出てきて「子供の気持ちに寄り添ってやらないと」とわかったようなコメントを出しますが、「わかって、どうするのか?」については話さないので、解決策になっておりません。
私が子供の頃、不登校は学年に一人いるかどうかで、その原因は(内臓の)病気か、怪我で長期入院とハッキリしておりました。
現在のように、学校は休んでいるのに、家に行ったら元気にゲームをしているということはなかったわけですし、親を相手に元気いっぱいにレスリングということもなかったわけです。
私どもが観て「この子は、確かに精神的な原因がある」と思ったのは、過去に一人ですから、私どもの実感からすれば「そんなに不登校っているの?」という感想なのですが、現実にいることは確かなわけです。
実は、こんな時代が来ることは、かなり前から言われておりました。
ひとつは親子の関係の問題なのですが、二つ目は親の結婚です。
親の結婚が天中殺ですと、必ず結婚を後悔するような状態になりますので、その中に不登校が含まれるわけです。
そして三つ目は”できちゃった婚”ですと、必ず反抗期に問題行動を起こすので、それに不登校も含まれます。
「この人と結婚する」とお互いに確認したうえで、結婚式を待たずにできた子は”できちゃった婚”にはならないのですが、言葉で確認しあっている必要があります。していなかったらダメです。
最後は、先祖供養をしていないことで、これを子供の前でやっていないと「先に生まれた人に敬意を払う(困らせない)」という心が育たないわけです。
「え〜!?」と言われる方もいるかもしれませんが、不登校の相談を受けた時、二つ目以降の原因があるか聞いたら100%、あると答えられます。
しかし、登校拒否を起こすと、普通には奇跡でも起こらない限り改善することはなく、「いつか気づいてくれる」という親の願いが通じた話も聞いたことはありませんので、(私どもは解決したことがありますが)ほとんど一生を棒に振ることになるわけです。
私どもが説明をして、親が信じてくれたとしても、”天中殺の結婚”と”できちゃった婚”をやり直すわけにはいきませんし、「様子をみましょう」と言って、実は何もしない先生に説明しても、何も確かめないで「そんな根拠もないことを」と片づけられるのは目に見えているので、お手上げになることがほとんどです。
ある教師に話しましたら、「私には理解できたけど、親には話せないですね」と言っておりました。
”親が変われば”という起死回生の手段はあるのですが、”変われる親”は少なく、(簡単なのに)たった数日で「無理です」と諦めるので、結果的に変わることができた親子は少なく、解決事例は少なくなります。
子供には、なんの罪もないんですけどね。。
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