占いコラム
開運
2020.01.30
願いをかけるコツ
よく新年に、若い子が「今年は○○ということを神様にお願いしたんです」と言いますが、私は「いいですね〜。で、そのためにあなたは何を始めるの?」と聞きます。 意地悪な質問でもなんでもないのです。 それがわかっていなくて、何かを手に入れることの方が怖いのです。
皆さん神社に行かれましたら、お願いをされるのだと思いますが、本来は願いをかけるのではなく「○○に頑張ります。よって、よろしくお導きください」とやりたいことの報告と、「それで道を外しそうになった時は(助けてくださいではなく)導いてください」ということを述べるのが筋です。
毎年、年初(2月4日)にしていただく「正しい幸運を呼ぶ祈念の方法」というものを、武蔵野算命塾の会員の皆さまにはお伝えしておりますが、願い事というのは多くて3つまでにしましょう。
そして、いきなり大きなことを頼むのではなく、まず身近なところからお願いし、それが叶ってから次のお願いをしましょう。
これは祐気取り(吉方旅行)でもそうなのですが、「金運」には「七赤金星」と「八白土星」があって、「七赤金星」は毎日使うくらいのお金、「八白土星」は財産と言えるような大きなお金を指すのですが、皆さん注意しても「八白土星」から使うようです。
小さなお金が入ってもいないのに、大きなお金など入るわけはないし、入ったとしてもお金に押しつぶされるだけです。
よく成功哲学で「お金を使うだけだったら馬鹿でもできるけど、生きたお金の使い方が出来ない人にお金は入らない」と言われます。
例えば、1億円入ったら、どうするか決めていますか?
「マンションを買う」なんてダメですよ。
生きた使い方ではないからです。
マンションは、入った1億円を生きたお金に換えて、その結果として買えばよろしいのです。
本当の金運の得方は、「金運」を望んだら、まずそれを可能にする手段(起業、転職、資格取得など)の成功を願い、何かを変える必要があります。
よく新年に、若い子が「今年は○○ということを神様にお願いしたんです」と言いますが、私は「いいですね〜。で、そのためにあなたは何を始めるの?」と聞きます。
意地悪な質問でもなんでもないのです。
それがわかっていなくて、何かを手に入れることの方が怖いのです。
意味のない幸運には、必ず反動がついているからです。
いつ、お金が入ってもいいように準備することが、本当の金運の得方であり、神様にお願いするときの礼儀なのです。
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