占いコラム
開運
2022.12.20
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女の子は「先生、お金がないんです」と言い訳をしましたが、大師匠は一言、「だから働くんだろう」と言われ、”仏の顔は3度まで”に従って、その日は何のアドバイスもされませんでした。
師匠がまだ修行が始まって間もない頃、ある女の子の相談を受けたそうです。
この子は異業種交流会で知り合った女の子だったそうですが、適齢期になっても彼氏ができないと悩んでおりました。
性格はいい子だったので、大師匠に相談に乗ってもらったそうです。
個人のプライベートなので内容はわかりませんが、いくつかアドバイスを受けながら、2回目の相談が過ぎ、3回目にきた時に「あなたは何を聞いているの?」と言われ、「頑張っているのですが。。」と答えたら、大師匠のカミナリが落ちました。
「あなたは3度目だけど、何も変わっていないじゃない。同じ髪型、同じ服(トレーナー)、変わり映えのしない化粧で、私はいい(ランクの高い)美容室に行って『私に似合う髪型にしてください』、いいショップに行って『私に似合う服を選んでください』と言え、と言ったはずだよ。いいお店というのは、あなたの好きなものよりも似合うものを選ぶセンスがあるからだ。でも、あなたは何も変わっていないじゃない」と言われました。
そして「『仏の顔も3度まで』だから、あなたに会うのは、今日で最後だね」とも言われました。
”仏の顔も3度まで”というのは、「仏は2回しか振り向いてくれない」ということです。
つまり、”2回で変われない人は変われない”という意味なのです。
そうしましたら、女の子は「先生、お金がないんです」と言い訳をしましたが、大師匠は一言、「だから働くんだろう」と言われ、”仏の顔は3度まで”に従って、その日は何のアドバイスもされませんでした。
この子は、フリーターといえば聞こえはいいのですが、「お金がなくなると働く」ということを繰り返している子でした。
つまり「彼氏が欲しい」と言いながら、何もしないで、じっと部屋の中に座って待っているだけの子でした。
「環境が変わるわけじゃないんだから、変化した自分を見せない限り、環境も変わらないよ」ということを言われていたのです。
当たり前のように思われるかもしれませんが、こんなことをやっている人は、実に多いのです。
アピールする努力もしないで「神様おねがい!」と頼んでも、「努力もしない人の手助けなんかできるか」と笑われます。
「こんなに頑張っているんだから、助けてあげなきゃ」と神様が思うくらいの努力をしている人は少ないのです。
先の女の子は、何も変わらず、50歳を過ぎたおじさんの愛人になったそうです。
地味な子で、歳だけは若かったので、愛人にピッタリで、それでも相手にしてもらえるから「満足」はしているうちにおばさんになって、チャンスはすべて潰してしまったようです。
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