占いコラム
コラム
2023.01.25
変えないのなら訊かないこと

時々「他の先生に観てもらいます」という人がいますが、ひとつの事実が、観る人によって鑑定が変わるというのがおかしいわけで、私どもが「過去に外したことがない」というのは事実ですから、私どもと違う鑑定をする人の方が、間違っている可能性が高いわけです。
先日、知人から相談を受けましたので「それはやめた方がいい」と答えたのですが、明らかに機嫌が悪くなって、短い会話で終わりました。
こういうことはよくあるのですが、私は訊かれたから答えたのであって、意地悪をしたわけではないのです。
相談をする気なら、なにかことを起こす前に訊いてくれてばいいのに、起こすことを決めてから訊いてくる人がほとんどです。
女性の場合はカンが鋭いので「大丈夫か?」と訊いてきた時点で、大丈夫ではないことがほとんどですが、相談される時には、もう決断されているので「時すでに遅し」になって、それを答えた私に立腹されます。
ケチをつけられたという感じなのでしょうか?
例えば、結婚について訊かれて「これはやめた方がいい」と答えて、やめた人はいません。
「天中殺だから絶対に外れない」と言ってあげても、やめない人がほとんどです。
「やっぱり、そうなんだ〜」と言いながらやめずに、数年経ったら「言われた通りになりました」と言っているわけですから、私からみれば「なるようになっただけ」で、悲しむこともできないわけです。
変える気がないのなら、訊かないことです。
変えないのなら、不安を抱えて生きるだけ損をするだけです。
ただ、起きることは必ず起きますから、その時に自分で後悔すればいいのです。
これは、高飛車なことを言っているわけではなく、正しい占い師なら、鑑定は絶対に外れません。
鑑定というのは、学問の結果であって、占い師の個性は関係ないからです。
時々「他の先生に観てもらいます」という人がいますが、ひとつの事実が、観る人によって鑑定が変わるというのがおかしいわけで、私どもが「過去に外したことがない」というのは事実ですから、私どもと違う鑑定をする人の方が、間違っている可能性が高いわけです。
ですから「変えないのなら訊かないこと」なのです。
コラム の関連記事
-
成功は「陽」の中にある
後に会社を起業し成功した人や、それぞれのビジネスで成功した人たちにたくさん会えるようになった時、皆さんやっていることは違いますが、考えていることは同じだということに気づきました。
-
必要なものと障害
数年経って、その子は結婚されたそうですが、相手は10歳以上離れた、決して見栄えがいいわけでもないおじさんと、不倫の末の略奪婚だったようですが、今は離婚して一人でいるようです。
-
師匠の「中国へ行きました(出会ったすごい人たちの話)」④
中国では、占いは、もともと王侯貴族のもので、庶民には禁止されていたそうです。 国が動くからです。 日本でも昔は、占いの書物を持っていただけで切り捨てていい時代がありましたから、無理からぬことでしょう。
-
占いを本気でとらえたとき③
49日も50回忌までの年忌供養もやっていないのに、成仏したということなのだそうです。