占いコラム
運気
2020.03.15
経済法則
ご相談者から「言われる通り、家相を変えました」とか「言われる通り、祐気取りをしました」と報告をされると、「で、何を変えるんですか?」と聞きますが、キョトンとした顔をする人がほとんどです。
皆さまは経済法則というものはご存知でしょうか?
大学で経済学を専攻されますと、おそらく最初に習うものだと思います。
簡単に申し上げれば「ある期間に得られる所得は、そのために何に投資したかによって決まる」というようなお話です。
「投資」というのは、「お金」だったり、「時間」だったり、「情熱」だったりします。
また、「経済定数」というものがあり、これは何を選択したかで、どれくらい返って来るのかという定数になります。
サラリーマンというのは、この定数が非常に悪いです。
若いうちは、基本的に前月の仕事に対して翌月にもらい、それが経験を積むことによって、ちょっとずつ増えていくのですが、それにしても積み重ねた努力と年数に見合っているのかというと疑問です。
例えば、1億円の契約を獲ったからといっても、給料が1億円もらえるわけでもないわけです。
それは、営業でもない人間もいるし、みんなが売り上げを上げていないのに、全員を全額歩合給にするのは法律で禁止されていますから、そういうふうになるのはわかるのですが、せめて「100万円くらいはもらえるのかな?」と思ったら「ゼロ」というのが普通です。
「それが仕事なんだから当たり前だろう」ということです。
私は、ある会社で車を日本一売った人と、別の会社で関西一売った人の家族のお話を聞いたことがありますが、なんと二人とも同額で10万円でした。
名前をいうとバレますので言いませんが、誰もが知っている画期的な電化製品を開発して100億円以上売って、その人がもらった社長賞は3万円でした。
現実はこういうことなので、皆さま金運みたいなことを求めるわけですが、金運にしろ、結婚運にしろ、経済法則と同じところがあって、そこをわかっていないと何も得られないわけです。
神頼みというのは非常に確率が悪いので、私どもは占いのテクニックを使うわけですが、占いのテクニックとして、金運や恋愛運をあげようとしますが、ほとんどの人は何もしないで神頼みのようにボ〜ッとしているので、当然何も起こりません。
いくら神頼みをしたって、何も努力をしない人間に手を貸していたら、怠け者だらけになるからです。
ご相談者から「言われる通り、家相を変えました」とか「言われる通り、祐気取りをしました」と報告をされると、「で、何を変えるんですか?」と聞きますが、キョトンとした顔をする人がほとんどです。
「何も変えないのに、結果だけ変わったらおかしいでしょう。金運や恋愛運をつけて、そして何をするかで結果は変わってくるんですよ」と教えても何もしない人もいます(実際は、実施前にお伝えしているのですが)。
しかし、大事なのはそこなのです。
転職したり、起業したり、資格をとって何かを始めたり、趣味のサークルに入ったりすると、金運や恋愛運が発動されるわけです。
それをやった人は、結果を得ています。
いつも言っている通りです。
「やるもやらぬも、ご自身次第」ということです。
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