占いコラム
運気
2020.04.01
結婚運②
いくら美人で教養があっても、不幸になる人はいます。 でも、そのそばで幸せになる人もいます。 自分が相手を好きになることは勝手ですが、相手が好きになってくれなければ、まず恋愛も成立しないわけです。 その条件は、容姿や教養だけではないのです。
「恋愛運を上げたい」とか「結婚運を得たい」という人はたくさんいらっしゃいますし、私のところに来られる方でも、20代の方の多くはそのご相談なのですが、ちょっと理解していただきたいことがあります。
それは、結婚できた人が幸せかどうかということです。
データによると、3人に1人は離婚です。
でも40代以上の既婚者にアンケートをとりますと、7割以上が「もう一度結婚するとしたら、今の夫とは結婚しない」と答えたそうですから、まあ大雑把にみても半分以上の人は、結婚に後悔していることになります。
実際に、私のところには当事者が来られるわけですが、「この人なら離婚は仕方がないかな」という人もいれば、「どうして、この人が?」という人もいます。
異性運そのものがないということを、信じられないような人もいます。
でも、恋愛にしろ結婚にしろ、できた人というのは、相手に困らないほどモテたわけではなく、そういう経験はあまり変わらないのです。
要するに、良い相手と巡り逢える環境と、選択できる目を持っていたということなのです。
いくら神頼みをしても、パワースポットに行っても、その人の環境が突然変わるわけではないのです。
ある異性運に悩んでいる女性の周りの人は、人間関係もほとんど重複しています。
同じ学校の同じクラスなら、ほとんど同じです。
でも結果は違っています。
それは、クラスが50人いたとしても、親密になるのは、同性を含めて5人くらい、あとは「知っているだけ」なのです。
「私は年賀状を300枚書く」という人に、「普段、仕事以外の電話ができる人は何人くらい?」と訊くと「5人」と言っておりました。
「私は人脈が広い」とか言っても、本当に名詞やスマホの連絡先がいっぱいという人は、仕事や立場があるだけで、本当にプライベートなんてたかが知れているのです。
つまり、その中で5人をどう選んでいるかの「選択の差」なのです。
恋愛とか結婚に成功している人は、「縁に恵まれた」というよりも「縁を活かした」人なのです。
いくら美人で教養があっても、不幸になる人はいます。
でも、そのそばで幸せになる人もいます。
自分が相手を好きになることは勝手ですが、相手が好きになってくれなければ、まず恋愛も成立しないわけです。
その条件は、容姿や教養だけではないのです。
そこのところを理解していただかないと、どんなに異性運を上げようが、神様にお願いしようが、無理があるということです。
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