占いコラム
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2020.07.14
浦島太郎が教えてくれること
「供養をしたのに」と恨み言を言われましたが、事前にこの事はお伝えしていたので、「だから『早くやりましょう』と言ったじゃないですか」ということを言いましたら、後悔していらっしゃいました。
浦島太郎は、もうひとつのことを教えています。
それは、竜宮城とこの世のタイムラグです。
浦島太郎は竜宮城で数日間過ごしたと思って帰ってみたら、この世では、大変な時間が過ぎていたという結末です。
これは「次元や重力場が違うと、時間の進行が変わる」という一般相対性理論でアインシュタインが予言したことですが、「浦島太郎」は、世界が後で、このことが書かれている童話の存在を知って「ウラシマ効果」と名付けたという有名な話があります。
私は「あの世」も異次元世界のひとつではないかと思うのですが、こういう仕事をしているとそうとしか思えない現象にぶつかります。
宗教の世界には「人の世なんて、神のまばたき1回に過ぎない」という言葉があります。
「人の一生が、神のまばたき1回」だなんて、オーバーだと思いますが、「浦島太郎」と同じく、この世と異次元世界のタイムラグのことを言っているのだと思います。
昔の人が、どうしてこんなことを知っていたのかは謎ですが、「こんなことを知っていたとしか思えない事実」はあるという事だと思います。
そしてこのタイムラグが、厄介な事態を生むことになるのです。
これまで何人かの方には、あの世への働きかけが必要なことを、お話させていただいております。
それから、この理論を考えますと、この世から、あの世への働きかけはすぐに出来ても、あの世からの答えは遅れてやってくるということが成り立つと思います。
例えば、ある家族が年忌をやっていないのを観て、「年忌をやっておかないと、後悔することになりますよ」と言っていたのに、「いずれやります」で先延ばしにして、ご主人に予兆現象が現れて交通事故とわかったので、強く言いましたら、ある年の3月に、やっと供養をすることになりました。
しかし、この方は辰巳天中殺で、翌月の天中殺月に事故に遭いました。
「供養をしたのに」と恨み言を言われましたが、事前にこの事はお伝えしていたので、「だから『早くやりましょう』と言ったじゃないですか」ということを言いましたら、後悔していらっしゃいました。
この方は、命は助かりましたが、足に障害が残りました。
そういう人の話も事例とお話してあげていたのですが、「自分は大丈夫」と根拠もないのに思っていたそうです。
代償は大きかったですね。
先祖の祟りではないのです。
先祖の苦をとってあげていないから、「助けて」とすがっただけです。
あまり書くと憂鬱になるのでやめておきますが、現象は事故や病気だけとは限りませんが、「困った」という状況になったことは事実です。
来月現象が起きた人も、20年後に起きた人もいますが、言った通りのことが起きたことも事実です。
いつ起きるのかは、私どもにも読めません。
どうか後悔のないように、「浦島太郎」でも読み返してみてください。