占いコラム
人物
2020.07.22
三浦春馬さんの死を算命学の観点から考察する
ストレートに書かせていただきましたので、そういうものが苦手な方は読まないでください。読んだ後でクレームを言われてもお受けできかねます。
三浦春馬さんの死は反響が大きかったようで、たくさんの人から占い師としての見解を聞かれました。
それに答えているうちに、算命学的にも大きな意味があることに気づきましたので、そのことについてお伝えしたいと思います。
三浦春馬さんが自殺の可能性が高かったことは、前回述べました(この理由についてはここでは書けません)。
プレッシャーに弱く、そのプレッシャーも仕事からということは予想できました。
この辺りまでは簡単な話です。
三浦春馬さんは、そのはけ口をお酒に求めたようですが、これは自分の宿命ですから、自分自身の問題なのに、酔いという宇宙の中では解決策がなく、自問自答が始まって、最終的には自分を責めるようになってしまいます。
人間を癒せるのは自然だけです。
お酒ではなんの解決にもなりません。
そして三浦春馬さんの日干支の「庚子」と、今年の干支「庚子」は、「律音(りっちん)」という特殊な関係になっております。
自分が二人いるということです。
(命式の中には納音(なっちん)もあります)
この世の中に「自分」という存在は一人です。
それなのに、自分と同じ干支の「もう一人の自分」が出てくるということは、もう一人は要らない自分か、もしくは自分が要らないかのどちらかです。
その「自分が要らなくなる」という方法論を、自殺という手段に求めたのです。
三浦春馬さんは、おそらく午前中の自殺ですから、「天中殺時間の自殺」ということになります(朝から連絡がつかなかったという報道があります)。
天中殺に病気ではなく、自殺という手段で人生を終わりにしたということは、大きな間違いです。
神の加護は得られないわけですから。
自殺は絶対にしてはいけません。
「自殺で楽になる」なんて言い訳よりも、慰めを得たい人の勝手な理屈で、死んで帰ってきた人はいないので、本当に楽になったのかどうかはわからないですし、神からもらった命を自分から捨てて、神の助けを借りようとするのは、自分勝手な理屈です。
ご冥福は祈りたいのですが、冥福が待っているのかは疑問が残るところです。
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