占いコラム
コラム
2020.11.24
人生を変える①
たくさんの人が汗水垂らして苦労して、それでも失敗してしまうことが圧倒的に多い現実の中で、それでも努力して人生を変えようとしている人がいるのに、それが、どこかに行ったり、どこのものかもわからない石か何かで変わったら、その方がおかしいと思いませんか?
私どものところには「人生を変えたい」という内容のご相談がよく来ます。
どれだけ真剣かは疑問ですが、そういう話は一年中来ます。
口ではいろいろ仰いますが、「本当に変えたいの?」と思うことがしばしばです。
どういうことかと言いますと、「人生を変えたい」と言われるので、その方法をお伝えするのですが、何もやらない人とか、1回やったらもうおしまいになってしまっている人が、圧倒的に多いということです。
「やってみたけれど、こんなに大変とは思いませんでした!」というのなら、まだわかるのですが、そういう思いをするようなことは要求していないわけでして。
どうも「神様に拝んで」とか、そういうことが可能になる魔法や呪文みたいなものでもあると勘違いしている人が多くて、そういう人にとっては、たいしたことではなくても、「自分で努力しなさい」という前提の中で、いくつかの方法を実践するのがどうも嫌らしく、「それならいいです」とでも言ってくれればまだしも、何も言わずに放りっぱなしにしている人が多いようです。
どうも雑誌やテレビのパワースポット特集なんかの見過ぎで、「ここに行けば、願いが叶う」みたいなことを信じている人が多いようで、困ってしまいます。
何も努力もしないのに、行っただけで願いが叶ったら大変で、そういう話なんてありませんし、「願ったら叶った人がいると言っているだけ」で、誰もそんな人はみたことが無い、というのがほとんどなわけです。
いいですか?
人生を変えるんですよ。
そんなことが簡単にできるなら、誰も苦労しないわけです。
たくさんの人が汗水垂らして苦労して、それでも失敗してしまうことが圧倒的に多い現実の中で、それでも努力して人生を変えようとしている人がいるのに、それが、どこかに行ったり、どこのものかもわからない石か何かで変わったら、その方がおかしいと思いませんか?
そうは言いながらも、私の師匠も、私も人生を変えましたし、普通の人からみれば信じられないようなことを起こしているのも事実なわけですが、それにはきちんと理論もありますし、個人の努力も必要なわけでして、意味不明なオカルト話でもなんでもないわけです。
そういうお話を少しずつしていきたいと思います。
つづく
コラム の関連記事
-
変化はどのように起きるのか
コツがあるとすれば、小さな変化でも大袈裟に喜んで、次の運を待ったことと、判断の基準を師匠個人の尺度から、占いに変えたことです。
-
霊感と霊能②
「成仏していない霊」というのは、「成仏できていない」→「亡くなる時の痛みや苦しみに執着している」→「あの世に渡れない」ということになるわけです。
-
改善してその後
そうなると、また身体の病気とか、心の病気というのが出てくるわけですが、これは人間の不思議な性質なのですが、以前使った手段には耐性ができていて、まったく効果がないのです。 これは薬でもサプリメントでも同じです。
-
天皇は精神的な柱
上皇陛下が皇太子時代に「浩宮(現在の天皇陛下)が最後の天皇になるかもしれない」と言われたことが、現実味を帯びてきてしまったように思えてきます。