占いコラム
子育て
2021.01.28
子育ての失敗⑤
私どもは、親や先生に反発している子の相談を受けたときは、お墓を正しい形に改善してもらって、お墓参りに行くところから始めさせます。
【6歳〜9歳】
感性的なる要因から集団行動により、理性の芽生えが伸展して基礎学習の旺盛期となり、第一反抗期を迎えます。
視野と行動範囲が広がることにより、自我が生じてくる頃です。
この時期に大事なことは、読書を習慣づけることです。
まず制限をかけないで(たとえマンガであっても)好きな本を買ってあげることから始めて、半年くらいのうちに文字に移行すればよろしいでしょう。
そのときに「こんな綺麗なところがあるんだよ」とか「こんなお仕事があるんだよ」と、ちょっと興味を弾きそうな言葉をつけて購入してあげることです。
うまく説明してあげると、視野が広がってきます。
これをやることによって、大学でアメリカに留学し、日本人でありながら「スポーツ・勉強ともに優秀な学生のベスト1200」に入って表彰された子もいます。
最低なのは「ゲームやりたい放題」で、ゲームはどんなゲームであっても、頭を馬鹿にすることは医学的に立証されております。
限度を超えたゲームは、登校拒否の原因にもなりますから、厳しく制限する必要があります。
そのためには、自分で自分を管理できないうちは、自分の部屋を与えないことです。
遊びも勉強も、親の目の届くところでやらせる習慣をつけておくと、苦労をしなくてすみます。
進学校に行く子は、ゲームに溺れるようなことはほとんどありません。
また、この時期には、お墓参りに行く習慣をつけましょう。
そのときに重要なことは、死んだおじいちゃんは神様でもなんでもないわけですから、「今度のテストで100点とらせてください」なんていう意味不明なお願いはさせないことです。
これをやってしまうと、自分の言葉を自分の耳で聞くという、潜在意識に一番入る方法をやることになりますので、他力本願の癖がついてしまいます。
お墓では、先祖の幸せを願えばいいだけですから、「お幸せに」とひとこと言えば十分です。
これをやりますと、「おじいちゃんの幸せを願う」→「先に生まれた人の幸せを願う」→「親や先生の幸せを願う」という発想が自然に身に付きます。
「先祖供養をすると、社会的な成功をおさめられる」というのは、先輩・目上に可愛がられる人物ができるからです。
私どもは、親や先生に反発している子の相談を受けたときは、お墓を正しい形に改善してもらって、お墓参りに行くところから始めさせます。
びっくりするくらい効果がありますよ。
そして、いじめることも、いじめられることもなくなります。