安倍元総理たちが「操りやすい」だけで総理に選んだことは、菅元総理で実証済みですから、前途は間違いなく多難です。
この選挙は、今後の政治展開に大きな影響を与えそうです。
昨年の今頃は、支持率が70%を超えていたのに、現在は20%台というところが天中殺の怖さで、天は日本国の天中殺で就任した総理を許さなかったということです。
この人は「嘘をつく」とまでは言いませんが、「何も考えないで、つい口を滑らせてしまう」癖がありました。 総理という立場を考えれば、あってはならないことです。 そういう意味でも器ではないのです。
おそらく文春が、有名人の天中殺リストを作って、それをあたると、かなりの高確率でスキャンダルが見つかるのではないかと思います。
たとえ総理の星がなくても、周りから望まれるのであれば、それは関係ないわけですから、タイミングといい、周りの状況といい、天が菅内閣を誕生させたことへの後始末をしたように感じますがいかがでしょうか?
「情報収集」と称して、毎晩会食をしているようですが、情報収集なら首相官邸で昼間に行えば言い訳で、なにも6万円のコースなんて必要もないわけで、これも「美味しいものを毎日食べたい」という本心が出たものと思います。
以前書きましたように、菅総理には政治家の星がありませんので、能力がないのは仕方ないのですが、それは菅総理の個性であって責任ではないし、むしろ、この人を推薦することで権力を維持しようとした安倍元総理と二階幹事長に問題があると思います。
天中殺で大統領に就任したわけですから、再選はあり得ないのですが、その選挙が天中殺年に来るなんて、まさに歴史がトランプを追い込んだかのようでした。
一国の総理が口にした以上、携帯各社も無視するわけにもいきませんが、「4割カット」などできるはずはありませんから、「な〜んだ、これくらいか〜」という結果に落ち着くのではないかと思います。
しかし、官房長官を続けるのなら、それで人から称賛されるのでしょうけれども、新しいポストがつくわけで、これまでの権力者のサポートする立場から、自分がトップになって決める立場に変わりますので、それは好ましくありません。
3人が三者三様になっているわけですが、よくここまで政治家の星を持っていない人が集まったなというのが実感です。 一人くらいは持っていそうなものですが、それがいないところに自民党に人材がいないことが現れていると思います。
今見えている人が1年で実績を積み上げて評価を変えるのか、まだ見えていない人が出てくるのかはわかりませんが、「この人なら」と、みんなが納得する人になるはずです。
これから名前をつける親の皆さん、どうか読みやすい名前にしてあげてください。 難しい、自己満足のような名前など、なんの役にも立ちません。
今回は「おとなの事情」で菅さんに決まるのでしょうが、「来年の9月まで」とはいっても、その間に国民が払う犠牲は、かなり大きいと思います。
いずれにしても、この退陣は大きな意味を持っていて、持病の悪化といっても、たいしたこともないのにコロナ対策への批判などを恐れたものならいいのですが、もし本当に厳しい状態であれば、来年は生命の危機が訪れることになります。