占いコラム
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2022.02.13
家系の流れには特色がある

星より親の生き方の方が、子供に遺伝していく可能性が大きい場合が結構あります。
これまでいろいろなご相談を受けたり、アドバイスをさせていただいて感じることは、”家系の流れには特色がある”ということです。
医学的立場、科学的立場ではなく、占術的な立場から観ますと、たとえば両親の反対を押し切って結婚した人がいたとしますと、それはつまり親の意見を聞かないで結婚することなわけですね。
そうすると、自分たちの子供も、そのような結婚をする場合が多いということになります。
それが”因縁の流れ”というのではないかと思います。
また、”運命”も遺伝します。
夫婦仲が悪かったとしますと、その娘さんもご主人運が悪かったり、親から子、子から孫へと遺伝していくのです。
遺伝を時間的に観た場合、最大15代続くといわれます。
一人50年としても、600〜700年にもなります。
短いところで3代となります。
良い面、悪い面は別として、必ず親が持ったものを子供が受け継ぐ、そのような順繰りの中で生きているわけです。
いろいろ観ていると、星より親の生き方の方が、子供に遺伝していく可能性が大きい場合が結構あります。
人間の運に”実運”と”虚運”があるのです。
実運は、生年月日から出てくる星や干支。
虚運は、その人の生き方です。
実運4対虚運6の割合で遺伝していくそうです。
親の生き方は6割子供に遺伝しますが、親の星は4割ほどしか遺伝しないということです。
星が100%ではなく、親の生き方が非常にポイントになってくるのです。
この”生き方”を見逃すわけにはいきません。
大切なのは胎教からです。
精度の高い運命予測をする場合、生年月日にプラス”環境”にも目を向けてみる必要を感じます。
そこに見事な運命の予測術が成り立つのです。
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