占いコラム
コラム
2020.10.26
宿命的な税金を払ってくれている人
「信じる者は救われる」と言いますが、何かを信じる者と、信じない者との差は、結果で現れます。 ただし、その信じるものが本物の場合です。
運命の分かれ道は、自分の才能を活かせるかどうか、それを認識するかどうか、そして動くかどうかで決まると言われております。
でも、アドバイスをしても、その通りに動かない人がなんと多いことか。。
そこまでは我々の範疇外、動くかどうするのかは、本人が決めることです。
でも、そうしたくてもなかなか出来ない、そんな人のために私たちがいるのです。
私たちの長い人生を歩くためには、ツール(道具)やマップ(地図)がどうしても必要です。
人生を長いマラソンに例えることがあります。
運命学はその標識・道標。
どの方向に何があるか?
このままだとどこへ向かうのか。
私どもは、それを知らせるガイド役のようなものです。
時には、どういう走り方をすればいいのかアドバイスもします。
指導はあなたの伴奏者、ランナーのペース配分を客観的に分析し、必要な指示を出します。
いつも激励をし、一緒に目標設定を考えます。
でも走るのは一人一人、あなた自身です。
ポイントは自分の能力を知ること、そして標識と伴奏者を信じられるか。
「信じる者は救われる」と言いますが、何かを信じる者と、信じない者との差は、結果で現れます。
ただし、その信じるものが本物の場合です。
偽物を信じると、とんでもない山の中へ誘導されてしまって迷子になります。
ここを見つけたあなたは、行動の一歩を踏み出しました。
活かすかどうかは、皆さん次第ですが、きっと役立つことが隠されていますから、あまり考えすぎず、自分という人間を認識するつもりでお付き合いください。
私どもは、あなたの人生の旅の、ガイド役になれればいいなと思います。
少し激しいお話になりますが、運命には悪魔の取り分というものがあるそうです。
例えば、ご主人が幸運をつかんでも、奥さんの方が犠牲になっているようなことがあったりします。
宿命学には、運命の税金という言葉があり、神様はひとつの運命で必ず税金をとるのです。
税金をたくさん納めないと、神様が幸運をくれないという家もあります。
親の方が幸運ばかりに恵まれていると、息子が一生犠牲に終わるような場合もあるのです。
誰かが犠牲を引き受けるということです。
父親、長男、次男も社会的にうまくいっていると、三男が犠牲になったりします。
この三男は、一家において、税金を払っている窓口みたいなものです。
家族は三男を批判するのではなく、むしろ感謝をしなくてはいけません。
宿命的な税金を払ってくれている人を、決して非難してはいけないのです。
三男が立ち直って頑張ったとすると、他家に嫁いだ娘さんが離縁になって帰ってきたりします。
税金の窓口が、三男から娘さんに移るのです。
離婚の原因を、生年月日をもとに宿命ばかりで観てもわかりません。
人の運命は、一家全ての運勢が絡み合っているみたいです。
そして、一家の中で誰かが不運を背負っていかなければ、バランスが取れないこともあるのです。
全く犠牲のない家というものがあります。
女性的な女性と、女性的な男性が一緒になって、子供が沢山でき、この子供たちが結婚して2代3代と続くと、全く運命の税金を払う必要がなくなります。
男性的な女性と、男性的な男性が結婚し、子供もなく徹していると、犠牲はありません。
このように徹底した生き方をすると、一家に何の不運も起こらないのです。
人間の幸不幸は、宿命がもつその人の本質に、どう環境が加わったかによって決まるのです。
宿命学では、幸福に関して、一般的な常識や感情が通じない部分もあります。
他の人がどう思うかではなく、その人にとって本当の幸せとは何かを考え、論じていくのです。
その点を、しっかりと見据えていただければと思います。
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