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2019.12.09
そういえば今年は八白土星年

こういう結婚の場合は、親と子の縁が、宿命の中に出てこない場合が多いのです。 つまり、親でもないし、子でもなく、「誰、こいつ?」という無意識な感情になるのです。 その結婚に、その他の条件が重なった時に悲劇が起きるのです。
12月になって、ふと思えば、今年は八白土星年でした。
八白土星年は毎回、子供の問題が多くなります。
教育問題であったり、親への反抗であったりと様々ですが、今年の特徴は、親から子への虐待が多いことだと思います。先週と先々週だけでも虐待や、それに留まらず、殺人に至った事件を何件聞いたでしょうか。
幼い、何の抵抗もできない我が子に手をかけるなんて、考えられないことです。
以前、虐待をしている方からのご相談に、数件お答えしたことがあります。
不思議なことに虐待をしている親も、「虐待はしてはいけない」と思っています。
虐待をしてしまう自分に涙を流したりします。
それには、こういう場では書けない理由もあるのですが、今回書きたいのは、何の感情もなく虐待している親のことです。
そういう親は、自分ではご相談には来ないので、いらっしゃるのは配偶者であったり、親であったりするのですが、ある共通項があります。
それは両親のどちらかが天中殺での結婚であったか、できちゃった婚の場合です。
こういう結婚の場合は、親と子の縁が、宿命の中に出てこない場合が多いのです。
つまり、親でもないし、子でもなく、「誰、こいつ?」という無意識な感情になるのです。
その結婚に、その他の条件が重なった時に悲劇が起きるのです。
天中殺は様々な凶作用を引き起こします。
なんとか離婚しないまでも、結婚生活が上手く言っているカップルなど、いたことがありません。
夫婦の問題ではなく、子供のいじめの原因になることもあります。
非行になることもあります。
とにかく「何もない」では済まされません。
天中殺で結婚をされた方、あるいは天中殺で肉体関係を持たれた方は、そこを覚悟して先に進んでください。
それは相当に辛いですよ。
ちなみに、それを乗り越えた人は見たことがありません。
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