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2021.03.08

人生を変える⑥

繁華街というのは、不思議と過去に人の生き死にに縁があった場所です。 牢獄とか処刑場などです。 こういう場所もケガレチになります。 住むには適さないということです。

前回の「火の章」に続いて

◎土の章

土というのは、土地環境のことになります。

 

人間が住む土地というのは重要で、イヤシロチとケガレチというものがあって、イヤシロチに住まなければいけません。

たとえば、湿気が高い土地ですとか、かつて古戦場や処刑場があったような場所は、ケガレチになります。

 

以前、登校拒否のご相談を受けた際に、息子さんに登校拒否の特徴がないので、お宅に伺って調べましたら、マンションの土地が産婦人科跡で、息子さんの部屋が堕胎手術をする部屋の場所にあたっていたことがあります。

ケガレチだったわけです。

 

現在は街並みが整備されているので気づきませんが、江戸時代くらいまでは海で、そこを埋めたところに新築の家を建てる人から家相のご相談がきて、基礎工事の開始の時に行ってみましたら、30cm掘ったら水が湧いてきてビックリしたことがあります。

当然、こういうところはケガレチになりますから、改善しないと、いろいろな問題が出てきます。

 

ついでに言いますと、繁華街というのは、不思議と過去に人の生き死にに縁があった場所です。

牢獄とか処刑場などです。

こういう場所もケガレチになります。

住むには適さないということです。

 

これは師匠の話ですが、以前、娘さんが小学校の時から友達ができないというご相談がありまして、なんのことか意味がわからず、お宅に行きましたら、家相にも問題はあったのですが、娘さんの位置の外側の端に、孤独死した人(親戚)が住んでいた小屋があって、ここを風水的に改善しましたら、娘さんにいきなり彼氏ができたことがあったそうです。

 

この方のお父さんは一級建築士で、かなりの実績のある方だったので、茶飲み話のついでに、この方が「設計した家の家相だからわかること」の話をしましたら、「どうして、そんなことがわかるのですか?」と驚かれたそうです。

全てあたっていたのだそうです。

 

その時に聞いたそうですが、建築会社の言っている湿気対策や床下換気システムは、ほとんど役に立たない(建築会社は、そうは言いませんが)そうで、本当に湿気対策をしようと思ったら、それなりの対策をしなくてはいけないそうです。

 

10秒間で脈が14以上打つ土地(墓地と同じ)であれば、将来、ガンになる危険性が高くなります。

 

昔から「家を建てると死者が出る」という言い伝えがありますが、あれは建てる時期の問題で、師匠の知人が亡くなったときも、家を新築していたことは知らなかったそうで、ご相談を受けた時にはわからなかったそうですが、後から聞きましたら、バッチリその時期にあたっていたそうです。

 

風水的に言いますと、金運に土は深く結びついていて、昔から金持ちの多い街というのがあって、そこは金持ちが引っ越してきた街ではなく、そこに住んでいた人が繁栄したという意味で、そういう家は湿気が少ない土地の上に建っています。

「火事場の焼け太り」という言葉がありまして、「火事にあったところは栄える」という意味なのですが、あれは火事にあったところは、焼けて木炭が入りますので、土地が乾燥するからというのが理由です。

 

大阪は焼け野原になったことはありませんが、東京は関東大震災と東京大空襲で、2度焼け野原になりました。

それでも東京が繁栄してしまうのは、東京の地下には炭が入ったからです。

東京と大阪に行ってみればわかりますが、どちらも海に近い街なのに、雰囲気がまるで違うのは、東京の下には炭が入っているからなのです。

ですから、自分の家の敷地に炭(ホームセンターで売っている炭では、能力が低くてダメですが)を入れてしまえば、そういう環境を作ることができるというわけです。

つづく

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