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2020.05.22

医療(医師)=仁

「義」は無関係だったものを、結びつけるという意味もあります。 義兄弟とか、義父・義母なども、元々血縁関係ではない人間同士が家族・親族として結びつくことです。

テレビドラマ化もされました「-JIN- 仁」はご覧になられたことはありますでしょうか?
現代の医師が、幕末へタイムスリップしてしまう、SF色のある医療時代劇です。

ちょっと感動的なお話なので、本日はこちらを題材に。

 

運命学の理論では、世の中のものは全て分類されて、その分類で様々な意味を読み取るということを知っておかれたらよろしいでしょう。

 

私たちの性質も、世の中で起こる出来事もそうです。
そして仕事も、あるルールによって分類されます。
それを色や方位や時間などで表すことができるのです。

 

ただし、ご相談者に応じて必要性のある項目のみを引き出していきます。

 

例えば、病院・医師・看護などの医療業務、これは人の命を守る仕事であり、その才能は「守りの才能」と言います。
これを同じ分類のキーワードで表すと、

医療=守りの才能=東=朝=青緑=春…などなど

で、この「守りの才能(守備本能=木)」を「五徳」というもので表すと「仁徳」というものになります。

 

そうです、ここで登場するのが本日のお題の「-JIN- 仁」です。
最近、再放送もされていたようですが、ご覧になられましたか?Huluとかでもご覧いただけるようですね。

戻りまして、この医療は「仁」で表すことができます。

 

「仁」と聞けば、儒教でいうところの五徳(仁・義・礼・知・信)が思い浮かびませんか?
「仁」とは、人を思いやる心、情や優しさを言います。

 

今、この時だからこそ、仁のこころを大いに発揮して、義(正義を貫く心)、礼(礼を尽くす心)、知(知恵を磨く心)、信(人を信じる心)とともに、己の行いを見直すときなのかもしれません。

 

特に、医療に携わる人は、この精神をもって取り組まなければ、私はホンモノの医療とは言えないのではないかと勝手に思っております。
また、そうでなくてはならないのです。
お金を儲けることを前提にしている人は、三流だということになると思います。

 

ドラマ「-JIN- 仁」の原作になっているコミックの作者・村上もとかさんは、この事を知っていたのかどうか、私には計ることができませんが、そうそう偶然はないと思います。

 

医療(医師)=守りの才能=仁

 

このルールを知っているので、作者の村上もとかさんは、主人公の医師の名を「仁」にしたのではないかと思います。

そして、現代の医療現場で、命を削って働いている皆さんこそ、この仁を体現した人達だと思います。

 

仁は守り、義は攻め、どちらも人生に大切な要素です。
「-JIN- 仁」は「守りの才能」、この守りの才能ともうひとつ、社会生活に欠かせないのは「義」です。

 

義徳(攻撃の才能)といって、人と積極的に関係を作るという才能です。
この仁と義で「仁義」、人が守るべき道徳という意味を持っています。
世の中で生きるには、この「仁」と「義」が、どうしても必要なのです。

 

「義」は無関係だったものを、結びつけるという意味もあります。
義兄弟とか、義父・義母なども、元々血縁関係ではない人間同士が家族・親族として結びつくことです。

義足とか義手も同じような意味です。

義援金などの「義」も同じですね。

 

スポーツでも、ディフェンス(守り)とオフェンス(攻撃)のバランスが大切ですよね。
人生にも守りと攻撃は重要な要素で、積極的に人と接していくところと、全てを受け入れて和を保つこと、このバランスが良い人生を送る秘訣になります。

 

ドラマ「-JIN- 仁」を観て、そんなことを思いました。

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