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2023.01.21

占いを本気でとらえたとき②

師匠も、ガンに対して大師匠が何をされるのかは、まだわかっていなかったわけですが「どうしてですか?お金に困っている家ではないし、『助けたい』なら、やれることはやるでしょう」と言ったそうですが「そうじゃないんだなぁ。でも、どういう決断をされても、叔母さんを責めてはいけないよ。どれも間違いじゃないんだから」とも言われたそうです。

師匠の叔父は、その年の11月から入院になったわけですが、お医者さまの話では「確かにⅣ期だけど、高齢だから進行も遅いので、4〜5年は大丈夫だろう」という話でしたが、大師匠は「1年」と言い切って、「どうする?今ならまだ間に合うけど」と言った後で、「でも、何もやらないだろうなぁ」とも言われたそうです。

 

師匠も、ガンに対して大師匠が何をされるのかは、まだわかっていなかったわけですが「どうしてですか?お金に困っている家ではないし、『助けたい』なら、やれることはやるでしょう」と言ったそうですが「そうじゃないんだなぁ。でも、どういう決断をされても、叔母さんを責めてはいけないよ。どれも間違いじゃないんだから」とも言われたそうです。

 

結局、叔母は叔父の兄妹の反対を押し切って「医者に任せる」という道を選んで闘病生活に入りました。

半年くらい経ってから、ものが食べられなくなって衰弱していきました。

師匠のお母様は兄弟が8人もいるので、当然叔父の甥や姪も多いのですが、それが全員見舞いに行っているのに、師匠だけが行っていないという話になったそうですが、師匠としては、最初に「ガン」と言ったのは師匠で、「お前があんなことを言うからガンになった」と言う人もいたので、会うのが辛かったのだそうです。

 

しかし、周囲の人もうるさいので「絶対に結末を聞かない」ということを条件に、お見舞いに行くことにしました。

当日、病院に行きましたら、ロビーに親戚が全員集まっていたので、「インチキじゃないか!」と言ったのですが、時すでに遅く、仕方なくお見舞いに行くことにしました。

叔父は元気で、よく話をしていたそうですが、病室を出ると待ち構えている親戚の人に「どうだった?」とルール違反のことを聞かれたので「4日以内」と答えたのですが、もう11月になっていたので「お前は10月と言っていたじゃないか」とも言われたそうで、「占いの世界では、11月7日までが10月だから」と言って別れたのですが、いよいよ最後の日を迎えることになるわけです。

つづく

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