占いコラム

コラム

2023.12.06

変化はどのように起きるのか

コツがあるとすれば、小さな変化でも大袈裟に喜んで、次の運を待ったことと、判断の基準を師匠個人の尺度から、占いに変えたことです。

私どもはさまざまな場所において「変化」ということを話すのですが、この「変化」というのが、おそらく皆さんが思っているものとは違うはずだと思いますので、私どもの体験、今回は師匠の体験を例にお伝えしたいと思います。

 

この道(占い)に入る前の師匠は、26歳でお父様が亡くなって、自動的に借金を受け継ぎ、その総額は1億円を超えておりました。

当然、受け継いだ会社も大赤字なので、希望も何も見つからない状態でした。

当時の師匠は独身でしたが、結婚なんて夢で見ることもなかったそうです。

その頃は不幸も重なって、30歳までに喪主を5回も務めるという貴重な体験をし、菩提寺の住職さんから「その年齢では珍しいですね」と言われるような状態でしたので「この家は呪われている」と真剣に思っていたそうです。

 

この頃から、師匠の逆転劇が始まるわけですが、普通は「ゼロからのスタート」ですのに、師匠は「マイナス1億円からか〜」と自虐的に思っていたそうです。

結果的には35歳で借金を完済されたわけですが、正直なところ「頑張ってはいたけれど、劇的なことが起きたわけでもないのに、気がついたら、とんでもない変化をしていた」というのが実感だと仰せです。

 

お父様の商売でできた借金で、手段は受け継いだ商売しかないわけですから、その中に占いというツールを活用したわけです。

最初は武器がありませんので、月1回のスーパーとの商談をタイミングにはめることくらいしかできませんでした。

この頃は、うまくいかないはずの商談が、うまくいきそうもない展開から、結果が悪くならないくらいのことで、それが数字に現れるほどでもなかったのですが、師匠はそういう小さな変化を「今までなかったこと」として喜んでおりましたら、だんだん数字に現れてくるような仕事をもらえるようになったり、普段は滅多にないような現金の仕事も入るようになりました。

 

そのうちに「あの会社は、最近商談が連戦連勝らしい」という噂が流れ、他の会社の社長から「秘密があるなら教えろ」と詰め寄られたことも1度や2度ではなかったそうです。

師匠は正直に話しましたが「そんなことで変わるくらいなら苦労はしない」と反対に怒られてしまいました。

もちろん「いい商品(食品)をつくる」という現実的な努力はしていましたが、人との縁だとか、協力というところに、不思議な運がついているとしか思えないようなことが起きてきたわけです。

しかし「マイナス1億円スタート」ですから、日々の生活は、相変わらず厳しかったそうです。

 

そして、占いを取り入れて4年目、これが占いでいう「線路(現象の起きるタイミング)」でとんでもない逆転ホームランを飛ばすことになりました。

実は昔からある商品なのですが、特殊な仕事なので、他社がみんな断った仕事の話としてまわってきて、躊躇はされたのですが「今までにない話」で「タイミングが良かった」ことから、周りから反対されながら受けることになりました。受けたところで、最初は中堅スーパー1社だけの扱いだったのですが、半年で大手スーパーと、デパートの売り場にまで並ぶ商品になりました。

まさに起死回生の逆転ホームランで、この時以降、師匠がお金に困ることは1度もなくなりました。

 

これが師匠の変化の体験談ですが、コツがあるとすれば、小さな変化でも大袈裟に喜んで、次の運を待ったことと、判断の基準を師匠個人の尺度から、占いに変えたことです。

この商品の、他社も断った問題をクリアにしたのも、偶然見ていた豆腐屋の番組の中にあったそうです。

これが「偶然」ではなく「必然」だったわけです。

 

こういう奇跡のような必然が、大変化を呼んだということです。

 

この間に占いのノウハウはたくさん使われたわけですが、どれが効果的だったのかは、よくわからないと師匠は仰います。

おそらく、全部が総合的に働いたのだと思います。

そして師匠は、計画通り、人生を変えられました。

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