占いコラム
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2022.12.05
霊感と霊能③

供養の日は晴れていたのですが、供養を始めたら、晴天の中で横殴りの雨が降るという怪奇現象が始まって「この雨は、どこから降っているのだろう?」と思いましたが、供養が終わるとピタリとやみました。
霊のもうひとつの分類は「浮遊霊」と「地縛霊」です。
「浮遊霊」と「地縛霊」というのは、意味として「成仏している霊」と「成仏していない霊」にかぶってきますが、成仏できていれば「あの世」に渡っておりますので、「浮遊霊」や「地縛霊」は「成仏できていない霊」に含まれることになります。
「浮遊霊」というのは、個人とか家に執着があって、その縁の中でいろいろなところに出没している霊のことで、意味もなく街の中を彷徨いているということはありません。
以前、登校拒否の子の相談を受けた時に、「この子は、おばあちゃんの家で原因をもらっている」ということがわかったので、そのおばあちゃんの家に行きましたら、あまりにも克明に、昼間の家の階段に女性が立っていたので、生きている人と勘違いした霊を見たことがありました。
そういう女性の存在は聞いていなかったので、不審者かと思い、追いかけたら階段の右手の部屋に入ったので、行ってみたらそこは広いトイレでした。
それで初めて「人間ではない」とわかったので、いろいろ聞いてみますと、亡くなったご主人の先妻ではないかということになりました。
「このトイレの外には何がありますか?」と訊くと、「その方のお墓がある」ということでした。
ところが、「いつもは、この反対側に消えていくのですが」という話を聞いたので、「その方向に、この家と縁のある場所はありませんか?」と訊いたら、「この家の代々の大きな墓地がある」ということでした。
この女性は、この家に嫁いできたのですが、おばあちゃんのご主人が遊びに行ってうつされた性病を、この方が浮気をしてうつされたと濡れ衣を着せられて、実家に戻されたそうです。
実家に帰ってからは別の病気に罹って、恨み言を言いながら亡くなったそうです。
しかし、亡くなったのが、実家に帰ってすぐだったので、まだ戸籍を移していなかったことから、この嫁いだ家の嫁として処置することになり、かといって性病をもって亡くなった人(濡れ衣)を一族の墓に入れるわけにもいかないので、家のトイレの外に、この人だけの墓を建てたそうです。
この女性は「浮遊霊」となって、自分の墓と、本来いるはずだった「一族の墓」の間を、恨みをもって行ったり来たりしていたのでした。
この女性の実家は、このあたりでは有名な超能力一族で、この女性も農作業で毒ヘビに噛まれた人を触っただけで治していたそうで、まさに「貞子」が現実になったようなことになってきたわけです。
ちょっと普通の話ではなくなってきたのですが、そこの孫が影響を受けていることは間違いないので「供養をしましょう」ということになりました。
ところが、その晩から、この孫に関係した人全員が高熱を出して、私どもまでも高熱ということが起きたので「さすが貞子だな〜」ということで早急に供養に入ることになりました。
供養の日は晴れていたのですが、供養を始めたら、晴天の中で横殴りの雨が降るという怪奇現象が始まって「この雨は、どこから降っているのだろう?」と思いましたが、供養が終わるとピタリとやみました。
こんな映画にでもなりそうな案件は、できればやりたくないのですが、途中までわからなかったし、高校生の将来がかかっているので、覚悟を決めて臨んだわけです。
その後は、半年くらいかかりましたが、この子は学校に行くようになりました。
登校拒否の子の原因が、すべてこういうことではないのですが、「浮遊霊」をわかりやすく説明するにはいい例かなと思って、取り上げさせていただきました。
つづく
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