占いコラム
先祖供養
2022.03.15
ルーツに感謝
その人たちに感謝の思いを伝え、亡くなった後の世界での「しあわせ」を祈ることを先祖供養といいます。
人は突然、この世に生まれてきたりはしません。
誰にでも必ず親がいます。
その親にも必ず親がいます。
その人たちにも必ず親がいますから、遡ると10代までで1024人の親がいたことになります。
これを総称して”先祖”と呼んでおります。
つまり、一人の人間がこの世に生を受けるためには、(10代だけでも)1024人の誰一人が欠けても、あなたは存在しなかったことになります。
その人たちには、それぞれに人生という壮大なドラマがあったことを考えれば、あなたという存在は、その人たちの命の結晶であることがわかります。
その人たちに感謝の思いを伝え、亡くなった後の世界での「しあわせ」を祈ることを先祖供養といいます。
決して難しいことではないのです。
「あなたたちのおかげで、今の私たちがあります」ということと、「おしあわせになってください」ということを、口に出して伝えるだけで良いのです。
もうすぐ春のお彼岸です。
半年に一度くらい、そんな思いを伝えてみませんか?